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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2024年 05月 05日 10時 45分]

▼一言
>一統の君を頂く日本とは事情が違って、混乱を招きやすいですよね……

君主国は共和国よりも優位とは、共同な王室による統治することが共同な言語による自分を統治することよりもはっきりおよびコストも低下だと劉仲敬氏がそう述べますし、民たちは絶対に裏切らない人を望みますから、君主制を擁戴するとChenglapがコメントしました。


▼返信
投稿者: 雄渾
[2024年 05月 05日 (日) 18時 15分 37秒]

建国当初より多民族国家のベルギーは、ドイツの諸侯、ザクセン=コーブルク=ゴータ家から貴公子を迎えて、王に擁立していますからね。
ルクセンブルグやオランダが、すでに宗家が絶え果て、サリカ奉天を捨ててでも、ドイツ諸侯から女性君主の配偶者を迎えて、王位を維持しているのは、その様な経緯があるからでしょう。
 ただし昨今の男女平等論や、貴賤結婚で、王位そのものへの尊崇の念が薄れて言っているような気はします。
スエーデン王室などは王子がいるのに、男女平等の世相におもねって、女性王太子立てて、平民の男と結婚させましたからね……
王室より古い貴族のいる国ですから、このまま基線結婚の女王が立てば、王室への尊敬の念は弱まるでしょうね。

>民たちは絶対に裏切らない人を望みますから、君主制を擁戴する
とくに欧州の貴族だと、元々領土を多国間に渡って持っていたせいでしょうか。
あまり国家への帰属意識が薄いように感じます。
 EU構想の下となった思想を作ったのは、リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー(青山榮次郎)伯爵などを代表とする貴族層でしたね。
第一次大戦後のハンガリーの急速な共産化も、ユダヤ系の貴族だったと記憶しています。
というか、ビルダーバーグ会議にしろ、ブリュッセルのEU議会にしろ、隠然とした貴族の影響は、欧州統合の構想に関わってますからね。


捕捉(2024年5月6日 17:40 追記)
 米国や韓国などは4年から5年に一度国家元首が変わるたびに、国政の方針が転換し、混乱しているのを見ていると気の毒だと思います。
台湾も1986年の民政移管後は、総統選のたびにすったもんだしていますよね。
結局、国の安定で言うなら立憲君主制の方が安定していて、それに勝るものはないと思います。

欧州の王室に関するどうでもいい話は、半ば彼らの王室の在り方に対する不安と思って、聞き流してください。
父系継承を止めれば、王の系譜は鼠算式に増えて、その希少性は失われるので、少し不安になったのです。 

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