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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2023年 08月 15日 21時 56分]

▼一言
残念ながら、もし民主進歩党政権と台湾の人民は西山事件にような中天とほかに親中メディアを総括すれば(日本赤軍のコンテキスト)、台湾の社会は問題ないでしょうが。


▼返信
投稿者: 雄渾
[2023年 08月 15日 (日) 22時 29分 40秒]

 西山太吉は、被害にあった外務事務官の蓮見喜久子の事を目を付けて、酒で泥酔させ、情を通じたとされています。
当時の女性は、今以上に貞操観念が強く、辱めを受けたなどと世間に公開されれば、それこそ死刑宣告のようなものでした。
また蓮見の夫にもそのことを知られたくないため、男女の過ちを続け、文書盗難事件に発展します。
文書は、社会党の横路孝弘にわたり、国会質問で取り上げられました。

これは私の推測ですが、1971年当時、社会党はソ連から秘密資金を受け取っていました。
おそらく秘密文書は、社会党経由でソ連にまで伝わっておりましょう。


 蓮見は裁判を通じて改心し、支援を申し出た社会党や婦人活動家の市川房江の要請を拒否します。
この事はのちに検察側に情状酌量の余地があるとされるのですが、執行猶予6か月懲役1年の判決を受けています。

 毎日新聞は蓮見の3000万円の賠償要求に対して、1000万円を和解金として支払いました。

小説「運命の人」を書いた山崎豊子は元毎日新聞の女記者で、ドラマは毎日新聞系列のTBSで放送されました。
ちょうど放送されたとき、蓮見は故人で、蓮見の離婚した夫は痴呆老人になっており、西山ばかりが元気という畜生道そのものの展開でした。
 
毎日新聞はこの暴行事件を事あるごとに正当化していますが、この事件のせいで経営難に陥りました。
(経営難の後、創価学会に近づいた話があるのですが、割愛いたします)

 西山の直属上司は三宅久之で、晩年は保守的な言動をしていましたが、西山事件に関してはあまり多くを述べませんでした。

 蓮見は、この事件の後、国家公務員の職を追われ、夫に離縁状をたたきつけられます。
週刊新潮や女性セブンに実名告発をするのですが、わびしい晩年を過ごしたと伝え聞いています。

>親中メディアを総括
日本社会よりいろいろと防諜法のある台湾や韓国で、中共や北鮮の影響をマスメディアが受けていることを考えると、非常に大変な道のりでしょう。
 今回のウクライナ戦争でも、日本の大手メディアには、ロシアを非難する振りをして擁護する識者などが多数いる状況です。
諜報戦において、東側は数段優れていますので、警戒を強めることが先でしょうね。


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