『冥王来訪』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2023年 08月 12日 15時 57分]
▼一言
僕は劉仲敬氏の論点を読みすぎます
1、Jane Austenの作品は歴史の中のイギリスにおける郷村の真実を反応します。
2、水戸黄門や暴れん将軍など時代劇で描けて悪代官は歴史の悪代官ではなく、中世のヨーロッパにおける強盜騎士と19世紀のアメリカにおける泥棒男爵とのような存在です。
投稿者:
雄渾
[2023年 08月 12日 (日) 22時 10分 43秒]
劉仲敬先生は日本史についてかなり詳しく勉強されていますね。
日本の支配層が農民に気を使ったのは、彼らの反逆が恐ろしい面もありましょうが、一番の原因は欧州や志那の様に農地を捨てて離散するということが出来ない為でした。
中世の発展は、地方領主がどれだけ力を付けるかによる面も大きいので、農民層や半農半兵の国人衆を大事にしていましたね。
本当にひどい支配だったら、一向一揆の様に領主ごと抹殺されますし、幕府の介入の材料にされました。
あと江戸時代は、直訴や陳情という方法が一般化していましたので、老中や若年寄も駕籠や馬を止めて話を聞きいれることがざらでした。
(目安箱やその他の直訴方法が認められていました)
井伊直弼の暗殺は、直訴を装った薩摩藩と水戸藩のテロリストによる事件でした。
剣術の名人であった井伊直弼は、回転拳銃で重傷を負わされた後に、惨殺されました。
>欧州の強盗騎士
欧州の場合は、特にアルプス以北は小麦の栽培に不向きでしたからね。
平地のあったポーランド、ハンガリーやウクライナならともかく、山がちで森の多いドイツなどはジャガイモの伝来まで豚を飼って、その肉だけで冬を過ごしていましたからね。
定期的に訪れる飢饉に、荘園や、臼引き小屋、パン焼き窯の使用量、年収の1割から2割の教会税。
最近は暗黒時代ではないという学説が出てはいますが、同時代の日本よりはかなり厳しい税制ですよ。
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