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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2023年 08月 05日 14時 45分]

▼一言
>すでに、戸籍を偽造して西ドイツへ亡命できたと言う事は、米国や西ドイツの陰謀の一端を担っていた可能性はあります。

これは僕へのツッコミ点がある、前から僕が『偶然や奇遇がなければ物語にならないと思います』と言えましたが、まさか、アメリカの情報機関はカティア・ヴァルトハイムを秘密に守ることがあるでしょうが?


▼返信
投稿者: 雄渾
[2023年 08月 05日 (日) 18時 16分 51秒]

 小生もあまりにも陰謀論的なものに重点を置きすぎていたと思います。

ただ実父シュトラハヴィッツ将軍と養父母のヴァルトハイム夫妻の交友関係は、BND、シュタージとも把握していた可能性があると申したかったのです。
 
 後の話に書こうとした題材なのですが、東ドイツと西ドイツの一般市民間の交流は認められていました。
これは同じ冷戦下にあった分断国家、南北朝鮮と違う点です。
シュタージも警察も東西ドイツ間の交流は禁止しておらず、推奨していた面もあります。
 養子に関しては資料を集めてないので何とも言えませんが、ソ連人の場合は外国人との養子縁組が出来ませんでした。
ソ連人が養子縁組をする場合は、片親のどちらかがソ連人か、ソ連生まれではないと無理でした。
 東ドイツの国家元首を務めたウルブリヒトはソ連人の養女を迎え入れてますが、その許可手続きですら、数年の時間がかかりました。

>CIAがカティアの事を守るか
CIAがシュトラハヴィッツ将軍をどう評価しているかによるでしょう。
一定の政治力を持つ人物なら神輿に担ぐでしょうが、東ドイツの報道からその存在を抹消されていましたからね。
 1978年当時、10代後半だった、グレーテル、范氏蘭、アイリスならシュトラハヴィッツ将軍を知っているでしょうが、テオードル当たりの若い人間だと知らない状態でしたから、CIAが考える様な利用価値があるかと考えると疑問です。


 そういう意味では破損したF5フリーダムファイターで孤立したカティアが、テオドールにあの戦場で拾われたのは、まさしく運命的な出会いであったと思っています。



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