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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2023年 07月 27日 16時 36分]

▼一言
アイリスディーナ・ベルンハルトは西側を信じることができませんが?


▼返信
投稿者: 雄渾
[2023年 07月 28日 (日) 02時 13分 50秒]

アイリスディーナの思想や何かに関しては、これまたベアトリクスと同じで肝心なところがぼかされたままですからね。
ゲームでも、外伝の『隻影のベルンハルト』でも、正直語られずに打ち切りエンドになりましたからね……
 
 ただ作中の端々から感じるのは、普通の女性としていきたかったという感情を時折見せることと、離婚した生母メルツェーデスが原因で結婚や子供を持つことを諦めたかのようなことをにおわせる話が『隻影のベルンハルト』に書かれていることですかね。
 彼女もまた、ベアトリクスと一緒で女というものを完全に捨てきれなかったのかなと、読んでいて物悲しくなりましたね。

 ユルゲンとシュトラハヴィッツ少将はわきが甘くて、KGBの指示を受けたシュタージに殺されるのですが、戦時中に貴重な戦術機部隊の将校を大粛清して、どうするのって思いの方が強くて、飽きれましたね。
 一応ひどいスターリンの大粛清や文化大革命は平時でしたからね。
しかも後進の人材が育っていましたし……
 戦争初めて5年しかたってなくて、育成が難しい戦術機パイロットを大量に処刑するとか……
気違いすぎるだろうと……

>アイリスディーナ・ベルンハルトは西側を信じることができませんか
アイリスって、カティアやベア様と違ってこれっというはっきり目に見える信念が浮かんできませんからね。
ユルゲンを殺してから自身が殺されるまで、なんとかうまく立ち回って生きるのに精いっぱいだったのもありましょう。
 言ってることも行動も一貫性はあるのですが、どことなくうつろなんですよね。

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