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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2023年 07月 23日 09時 11分]

▼一言
カティア・ヴァルトハイムは実に代替方法を言及できないと口だけの少女ですが?


▼返信
投稿者: 雄渾
[2023年 07月 23日 (日) 14時 44分 37秒]

そもそも、16歳の美少女に何ができるというのですか。
彼女はアルフレート・シュトラハヴィッツ少将の愛娘というだけで、祭り上げられた存在でしかありません。
 BETA戦争がなければ、女学生として、あるいは若妻として、普通の生活をしていたでしょう。
(西ドイツの婚姻年齢は18歳でしたが、家庭裁判所の許可があれば16歳から結婚できました)

  
 東ドイツの連中も、なにかと象徴になりやすい若い女性に頼り過ぎなのです。
物語としてはいいですが、先々の事を考えた場合、それでよいのかという疑問が強く残ります。
 アイリスもベアトリクスもそういう意味では時々の権力者の都合に左右された、悲劇のヒロインでしかないのです。
 
 政策論に関して言えば、東西ドイツの統一は両国民の悲願でしたし、1980年代になってからは米ソも暗黙の了解が出来ていました。
 一番嫌がったのはフランスです。
戦争の苦い思い出や、アルザス・ローレヌ地方の件、ルール工業地帯に関する因縁など……
 思えばECも西ドイツの封じ込めの面がありましたが、今ではドイツ第四帝国の足掛かりに逆に利用されてしまった感じが否めません。

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