『冥王来訪』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2023年 05月 21日 22時 00分]
▼一言
僕はシュミットといえば、ゲルマン主義という嫌疑を持つベアトリクスを許容するとは、大祖国戦争にてスターリンは正教会の活動を再開することが同じ原因と思います。
それに、もしベアトリクスを用済んだとき、ゲルマン主義を持つ罪名として粛清するがいい。
投稿者:
雄渾
[2023年 05月 22日 (日) 00時 58分 19秒]
>シュミット
小説版のシュミットは、ドイツ国粋主義者を極端に風刺した人物です。
核戦力を持たない東ドイツがソ連に近寄って核をレンタルし、核武装の戦術機で自爆攻撃をする部隊を作るという空想じみた考えを持つ狂人として書かれています。
史実での米ソの核爆弾のレンタルは、ミサイル本体のみで操作ボタンは米ソ本国で扱っていました。
シュミットは核を借りても最初から自由には使える立場ではないのです。
さて、小説版のシュミットという人物は、ミルケ長官を自動車事故で殺して、30代半ば(35歳という資料もあり)で長官に上り詰める男です。
この人物像を見たとき、気でも狂ってるのかなと思いました。
アニメ版はシュタージがKGBの傀儡だった史実をもとにしているので、非常に筋の通った人物でした。
>ベアトリクス
ベアトリクス自身、小説版では最初からシュミットは危険視しています。
ベルンハルト兄妹と近いということで、機会があれば殺そうとしていたのではと思っています。
また若くて人望のあるベアトリクスを偶然を装って暗殺しようとし、毒入りの酒や危険な軍事作戦に送り込んでいますが失敗しています。
>用が済んだ時
小説第7巻での展開ですね。
長官室に呼んで核武装の案を話した後、ベアトリクスが反対すると処刑しようとしました。
「君は……私と考えを異にしていることは……都合が悪い……さようなら同志少佐」と近侍する武装兵に命じて射殺しようとしました。
(この後の展開はアニメ版も小説版も一緒です)
正直、アニメ版のシュミットのほうが好きですね。
小説版は気持ちの暗い冴えない男ですから……
アニメ版は、部下のベアトリクスやアスクマンの事をそれなりに気を使っていましたし……
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