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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2023年 04月 01日 19時 51分]

▼良い点
白銀さんのマイペースぶりとアイリスのドレスアップが楽しみになれた事。

▼一言
パレスチナや共産主義者は面倒くさいですね。


▼返信
投稿者: 雄渾
[2023年 04月 01日 (日) 21時 20分 44秒]

ご感想ありがとうございます。

>白銀
マサキと違って実戦経験が豊富で焦っていない感じを出すために、アイリスに関して質問する話を書きました。

>アイリス
東ドイツに物を送る話を奪還作戦が終わった後、書きたいと思っています。

>パレスチナ
今日のパレスチナ問題にも関係してきますが、バルフォア宣言ばかりが原因ではなく、ユダヤ人入植者やエジプト人の地主など、ヨルダン川西岸の地域はとにかく歴史的背景が複雑なのです。

今、1990年代から2000年前後に書かれた中近東の邦訳文献や資料を読んでいるのですが、あの辺はいろいろと入り組んでいて、簡単に説明できません。

1970年代といえば、どうしても中東問題が絡んできます。
そしてそこにはソ連と東ドイツも少なからず関係してくるのです。
それゆえに、この小説でわずかばかり章を割(さ)いて、書いてみることにしました。

 無論、日本も無縁じゃありません。
1970年代、共産党から分派した過激派、日本赤軍の一派がテルアビブで起こした銃乱射事件、ハイジャック事件、パレスチナゲリラやレバノンの過激派に参加した例など……
 日本の話もある程度、史実を参考にしました。

>共産主義者
おいおい説明するつもりですが、欧米やトルコからの独立運動で、アラブの青年たちは、アラブ民族主義を選択します。
その過程で、アラブ社会主義復興党、今のバース党ができます。
途中、フランスやシリアに弾圧されたりして、解散などもしますが、結果的にイラクとシリアの政権を簒奪し、社会主義一党独裁の政権を作ります。
このことは、中東におけるソ連の影響力拡大につながるのですが、詳しい話は作中で致しましょう。

何分、日本人になじみの薄く、遠い国の話ですので、説明ばかりになってしまいますが、極力飽きないように工夫を凝らした展開にはするつもりです。

長々と記しましたが、今後の展開をお待ちいただければ、幸いです。


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