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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2022年 08月 27日 11時 50分]

▼良い点
そこそこユルゲンのワキが甘いが有能さがわかる所とベアトリクスの原作に無い幸福な所ですね。

▼悪い点
会話が長過ぎると感じました。

▼一言
ソ連は複雑怪奇な国ですね、早くマサキに解体して欲しい醜悪な国です。


▼返信
投稿者: 雄渾
[2022年 08月 27日 (日) 12時 26分 17秒]

ご感想有難う御座います。
>会話が長過ぎると感じました。
 頂いたご意見を参照して、再度読み直してみました。
推敲して大分まとめたつもりでしたが、ヤウクやゾーネとの会話が些か冗長(じょうちょう)であったのではないかと考えて居ります。
 なるべく少ない文章量で伝わるよう心がけます。

>ユルゲン
 彼はソ連留学の際、カザフスタンでの対BETA戦を観戦した際、各部隊間の連携不足と言う軍事上の問題に気づきます。
カザフからモスクワへの帰路で、シュトラハヴィッツ少将にその事を相談しますが一蹴されてしまいます。
 その時以来、彼は軍事編成上の問題ばかりではなく、政治的に行動をとろうと決心をします。
共産党の一党独裁政治は、どれ程有能でも役員名簿に載らねば相手にされません。
名簿に載るには他の幹部の推薦が必要で、コネクションや血縁関係がないと政治に参加できない面があります。
 政治局に近いアベール・ブレーメ(ベア様の父)に頼むのですが、思うように進みませんでした。
 ソ連寄りの通産官僚ですから、共産圏に協力要請問う形で工作は出来るでしょうがユルゲンがやりたいことには力不足でした。
 本作では彼の構想に理解を示す人物がいますので、積極的に動いたらどうなるかを考えてこの様な話作りになりました。

>ベアトリクス
1978年から1983年の彼女の同行については、「柴犬」本編でも外伝でも詳しくは書かれてはいません。
(グレーテルの回想に少し出てくるぐらいだったはず)

 「月光の夜事件」(東独軍事クーデター未遂)以降、シュタージに入省するのですが5年で少佐の地位に就いたと言う事は大変な苦労をしたことは読み取れます。
 ただ行間(ぎょうかん)からは彼女の悲痛な思いや叫びが読み取れ、何とも言えない気持ちになります。

 アスクマンもシュミットも本作ではすでにこの世の住人では御座いませんし、ユルゲンやアイリスとの関係も健在です。
 ユルゲンが傍にいてくれれば、高飛車な令嬢から「闇落ち」して悪の女幹部になる事も無いでしょう。

>ソ連
今後の展開をお待ちください。




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