『戦姫絶唱シンフォギア〜響き交わる伴装者〜』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2021年 09月 15日 00時 08分]
▼一言
ふと思い出して様子を見にきたら感想に返信がされていた事に感謝を、その上で作者に質問をしたい
作者の中で二次創作とは何か
俺の思う二次創作は素人が欲求やら何やら詰め込んで自己満足のために作るもの、そして他人に広めていくタチの悪い布教の用なものであると思っている
とある二次創作者に憧れて友達が二次創作を書いたが酷い物で
メッタメタに酷評を言わせてもらった
で、作者にとって二次創作とは何なのか
凄く気になっているのが
作者は何のためにこの小説を書いてるのか
欲求を叶えるための自己満足か、それともそれ以外の崇高な目的でもあるのか
自分で答えを出すためにどうか教えてください。
一歩進むためにも
投稿者:
錬糖術師エミヒロ
[2021年 09月 15日 (日) 02時 12分 41秒]
本来、作品に関係ない事を書き込むのは規約違反なのですが……必要とあらば答えます。
私がこの作品を書いているのは、ひとえに「挑戦」ですね。
まず、私は原作シンフォギアが大好きなのですが、一つ気になる事がありました。
「歳頃の女の子がこんなに沢山いるのに、一切恋の話が出て来ないのは不自然じゃないか?」と。
無印の頃は、響が恋に恋するお歳頃の少女だと描写されていましたが、シリーズが進むにつれてそういった面が薄れていき、アニメが完結した今となってもそういう話が出ないまま終わったのが引っかかっていたのです。
スマホアプリのXDUでさえ、恋バナどころか好きな異性のタイプについてさえ誰一人として一言も言及しない。
制作側の方針と言われれば仕方ないのですが、もっと異性に心ときめかせる彼女達を見てみたかったのです。
加えて、シンフォギア二次創作のオリ主モノは、ハーレムや他作品クロスのチーレム、または百合メインの作品になりがちだという印象がありまして、私はその環境に思う所が多々ありました。
そこで私はこう考えたのです。「チーレムの無い、個別のNLCPがメインになったオリ主モノのシンフォギアが見てみたい」と。
そして同時に、原作及びXDUに存在する設定をやりくりして、「少年少女が支え合って進んでいくシンフォギア」を描いてみたい。そう決めました。
無論、それは途方もない挑戦です。
原作キャラの数だけオリキャラを増やし、CPとして成立するまでの過程を描く。明らかに労力が大きく、挑む作家は殆ど居ないでしょう。オリキャラを最低限にし、フラグを集中させてハーレムにした方が、安直ではありますが楽です。
更には原作設定に忠実なほど、自由度が狭まり縛られる。毎年増える設定に考察を重ね苦心するより、取り敢えずチートにしておけば物語の進行も楽になる。
ですが私は、挑戦するほうを選びました。
オリキャラを増やし、原作設定を徹底考察しながら、読者に「これはあるかもしれないぞ?」と思わせるようなものを完成させたい。妥協しないからこそこういう魅せ方が出来るんだぞ、と証明してみせたい。
あまりの面倒さから絶対に誰も真似出来ない、やろうとしない描き方。これを達成すればきっと、物書きとして成長できる。シンフォギア二次創作界隈に、いやオリ主系二次創作界隈に一石を投じられる。
確かに、二次創作はどう足掻いても自己満足から生まれるものです。中にはその自己満足に蓋をせず、醜態を晒してしまうものも多々存在します。
しかし、その歪な自己満足に折り合いを付けられれば、原作に並べずとも劣らないものを作る事はできる。
少なくとも私はそう信じています。世の中、「二次創作の方が面白い」などと言われてしまう作品もあるくらいですからね。
自己満足で終わらせない、野望とさえ言うべき大きな目標。
そういう途方もない目的へと向かって、私はこの作品を書き続けているのです。
満足していただけましたでしょうか?
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