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『稀代の投資家、帝国貴族の3男坊に転生』への感想

投稿者:(*・ω・*)
[2018年 12月 11日 10時 04分]

▼一言
西欧史といえば、なんていうほどに詳しくはないですけど(笑)
それにしても不思議なのは、銀河帝国って爵位が生まれないんですよね。どういうことかと言うと、ラインハルトに継がせたローエングラム伯爵は断絶していた家で、他にエッシェンバッハという家が断絶していて継承者待ちなようですが、他に候補がないような感じでしたので、現状で授与できる爵位はこの2つだけで、ラインハルトが継いで以降は貰おうと思えばエッシェンバッハしかなかったわけです。絶えていた家を再興するというのは洋の東西を問わずありますが、普通功績を挙げて叙爵される場合は新設されるものですが。
例えばネルソン提督は自分の家名を冠した「ネルソン子爵」を与えられ、有名なチャーチルの先祖であるジョン・チャーチルは初代マールバラ公爵になりました。ちなみにイギリスにおいて「サリー伯爵」という爵位がありますが、何回か断絶して途絶えています。今の継承者の直接のご先祖はエリザベス1世の母方のお爺さんですが、彼は「3度目に創設された」サリー伯を与えられたのであって、前に断絶したサリー伯を継承したわけではありません。同じ名前の爵位を「新設」したのです。なので彼は「3期目の初代サリー伯」というらしいです。ちなみに断絶する前のサリー伯はワーレン家という武門の名門であったそうです(笑)


▼返信
投稿者: ノーマン
[2018年 12月 13日 (日) 00時 23分 10秒]

解説ありがとうございます。私の感覚だと普通は新設させるものだと思うんですが、『伯爵』以上は株の数が決まってたりするんでしょうか?個人的には名家とは言え『断絶した』武門の家柄って、なんか微妙な気もしますね。引き続きよろしくお願いします。

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