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『遊戯王GX−音速の機械戦士− 』への感想

投稿者:遼 凡夫の人
[2013年 04月 22日 01時 36分]

▼悪い点
>「速攻魔法《地獄の暴走召喚》。墓地とデッキから更に二体《アテナ》を特殊召喚させてもらう」
 墓地ではなく、手札とデッキだと思います。アテナはレベル7なので、墓地に送る機会がありません。

>「《電闇石火》は相手の特殊召喚を無効にして破壊する! 更に、俺は《地獄の暴走召喚》によって《九尾の狐》をもう一体特殊召喚させてもらう!」
 どういう……ことだ……。暴走召喚の発動または効果を無効にすれば《九尾の狐》は出ませんし、効果処理中になる「チェーンブロックを作る特殊召喚」を無効にする方法はない筈……何しろ発動するタイミングが存在しませんから。不発ならありますけどね。漫画のカードであることに加えてアニメ的処理が多いので何とも言えませんが、ルール的にはこんな状況になりようがないです。この後の状況――墓地にアテナが2体あること――を考慮するに、特殊召喚されたモンスターを破壊が良いかもしれません。
 なおこの後の展開。本来アテナでアテナは特殊召喚できないのですが、まあそれはこの話では可能だったということでも構わないと思います。ただ、同じ理屈で《閻魔の裁き》のほうも問題に……これはどうしようもなさそうです。

▼一言
 何故火車のほうをリリースしたのか疑問でしたが、奇跡の残照とは……。単に精霊だから優先したというだけでなく、スピード・ウォリアーでなければ勝てない状況なのは良かったです。長い間頑張った三沢には拍手を送ります。
 次回は遊矢がまともに登場ですかね。続きをお待ちしております。
 スルーしても構わないレベルの問題を以下に。

>「墓地のこのカードは、フィールドのアンデット族モンスターを二体墓地に送ることで特殊召喚出来る! 現れろ《九尾の狐》!」
>このトークンがフィールドに残ったまま、次の自分のターンを迎えることが出来れば、再び《九尾の狐》は墓地から蘇るからだ。
 トークンは墓地へ送れないので、この言い方では特殊召喚できません。「不死鳥は再び墓地より蘇……らない……だと……」状態になります。おそらくは前者がリリースなのでしょうね。

>「《アルカナフォース0−THE FOOL》の逆位置の効果。このカードを対象にするカードの効果を無効にして破壊する」
 原作効果では対象を取る効果以外にも対応するらしいので問題はありませんが、この台詞では誤解を招くような。何と言えば良いのかわかりませんが、「このカードに及ぶ効果を〜」という感じでしょうか。


▼返信
投稿者: 蓮夜
[2013年 04月 22日 (日) 19時 44分 17秒]

感想ありがとうございます。
《地獄の暴走召喚》については修正しまして、ここから下は見苦しい言い訳タイムに入ります。

《電闇石火》は当初《召天の黒笛》の予定でしたが、その遊戯王wikiのページを見ていて『チェーンに乗る特殊召喚』のことを思い出しまして……そこで代替案として用意されたのが、遊戯王wikiの《召天の黒笛》のページにある『チェーンに乗る特殊召喚にも使用出来る罠カード《電闇石火》』の登場となりました。
こればかりは、「《電闇石火》と《閻魔の裁き》が原作で『チェーンに乗る特殊召喚』にも使用出来ている以上、使用出来るという裁定なのだ!」と自分を納得させてしまいました。
《アテナ》はこちらの完全なミスですが、修正不可能な為に後書きに追記しました。

 言い訳タイム終了、見苦しいものをお見せしました。

《スピード・ウォリアー》でないと駄目な状況というのは、意外とどのデュエルでも目指そうとしています。
いつかの三沢戦の《ライジング・エナジー》+《ソニック・ウォリアー》+《スピード・ウォリアー》のように、毎回こんな上手く決まってくれれば良いのにと思います。

次話も読んでくれれば幸いです。

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