『稀代の投資家、帝国貴族の3男坊に転生』への感想
投稿者:ジントH
[2018年 10月 10日 22時 13分]
▼一言
次話以降の主人公の結婚の流れが楽しみです。
有能な子供が継承者でない場合の実家とのつながりをどう残すか、単純に軍部貴族でしかない両親の理解の外にある利権を作り出し、国レベルで影響力を持つ主人公の扱いは帰国時点でじっくり再度家族会議をする必要がありそうかな。
二男くらいのふつうの縁組なら軍人として優秀な息子を人材提供するくらいで問題なかったんだろうけど。
追記・三男としての今後の身の建て方としていくつかパターンがあると思います。
1.養子として他家へ。2.兄貴との縁など使い後継者の絶えた家の復興、もしくは新興貴族家を興す形。3.実家で持つ「男爵」株による分家もしくは現状維持。です。
銀英伝のこの時期特にファンタジー作の貴族の様にぽんぽん爵位は上がらないことです。なので一度与えられた爵位上がらないことを考え領地も新たに与えられることはあっても新規開拓並みであると想定されます。
これらの前提に加え帝国でも屈指の資本力と多くの貴族とのつながりを持ち新たなさらなる起業(利権)の可能性を持つ主人公であるがゆえにどの未来に進んでもプラス面とマイナス面があります。
・一般的な考え方として1>2>3と前者ほど実家との縁が薄くなります。
・主人公の自由度は2独立>3長男が継ぐ本家という微妙な存在>1婿養子と、前者ほど妻など選択の自由度が高くなります。
・ほかの貴族からの風当たり、貴族の力学などは3分家なので>1既存家の跡継ぎという範疇>2新興は歴史が浅く爵位が上がるほど門閥の抵抗がある、復興でもラインハルトのパターンで抵抗が考えられる。
養子というものについて意見をおしゃっている方の意見は省きます。
今後作者さんがこれらを踏まえてどの方向の道を主人公に進ませたいかということが大事だと思います。
1なら婚家への配慮がかなり必要ですが養祖父が理解があるようなので内政に一定の自由度が出るストーリー。
2では門閥貴族を刺激しそうでその面の宮廷内の話を多く書けそうに思います。
3なら父が現役の間は親子という関係と分家と本家という微妙な気遣いなどほぼ現状のまま先送りとなり長男へ代替わりするあたりでもめるお話を書くとかも考えられます。
主題にある経済面が主軸となるだろう話に少なくない影響を与える選択肢になるだろうと思います。
私は婿養子の定義については深く考えなくていいと思っています。(あからさまにおかしいのは別で)
大事なのは作者さんがこの作品を今後どの方向に進めるかでそのための通過点としてどの選択肢を選ぶかでいいと思います。
婿養子で不自由と考えられても貴族としての力学で選ばざるを得ない場合もあるし、祖母が話してるように主人公の意見を聞いてからという流れもあるので両親が説得されるという布石もあります。
このように私は考えているので私は「婿養子」についての感想に編に引っ張られないでもいいと思います。
投稿者:
ノーマン
[2018年 10月 11日 (日) 01時 52分 57秒]
感想ありがとうございます。ジントHさんも婿入りには注目されているんですね......。
clematisさんの感想にもあったんですが、結婚しない案もあったんですよね。そっちにすればよかったかなあ......。どうなるかは翌日の12時以降をお楽しみにして頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
※2018/10/11追記
ご意見ありがとうございます。今思えば、政府系の貴族で後継者が絶えた伯爵家を再興させても良かったかもしれませんね。で、帝国の直轄領を開発させるとか......。ただ、軍も経済もかなりブーストかかるので原作の時代には、帝国が無双状態になりそうな気もしますが......。
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