『形而下の神々』への感想
投稿者:黒猫大ちゃん
[2013年 04月 19日 14時 38分]
▼一言
吉田直さんの作品。『ジェノサイド・エンジェル 反逆の神々』と言う作品に近い色が有りますが。
もっとも、異世界に移動するのなら、参考程度にしか成りませんか。
フン族とは、中国の歴史書に示される匈奴の事だと言われています。そして、今のハンガリーの元を作ったとも。
彼らが東欧に侵入して来て、ゲルマン民族の大移動が起きたとされる。
もっとも、ローマのガリア戦記や、ノルマン。つまり、ヴァイキングなどの侵略から、彼らが歴史に与えた影響も考慮すべきですから……。
神話関係だと、ケルト。北欧。ギリシャやローマ。ロシアなどの神話は押えて置く必要が有るかも。
匂わせるだけでも、読者には想像力が有るから、足りない部分は補ってくれるでしょう。
但し、後に一神教に破壊されているので……。
そして、サンジェルマン伯爵関係。遠藤菜月と言う人物の設定の部分には、かの人物の臭いを感じたかな。
ただ、ケルトの民は、ストーンサークルですからねぇ。
まして、ルーン文字もオガム文字も石などに刻んだ物が残っているので、どう考えても、その木の文明と言うのは、ケルト神話や北欧神話の前の時代の話。
北欧神話で言うと、オーディンが顕われる以前。原初の巨人ユミルの時代と成ると思いますが。
もっとも、世界各地に巨人の伝承と言う物は残っているし、それを駆逐して行った神話や伝承も多く残っているので……。
おっと、イカン。私は単なる一読者でした。
あまり、意味のない事をウダウダと書きつのってすみませんでした。基本的に、こう言う種類の物語は好きなんですよ。
現在、6頁目。続きは、暇が出来たら読みに来ます。
投稿者:
飛々ピョひこ
[2013年 04月 20日 (日) 06時 09分 49秒]
またまたありがとうございます。
実は神話の話はほんのちょっとしか出て来ないのですが(汗)
しかしそのちょっとの為にまた神話はじっくり勉強しなきゃと思ってましたので、黒猫さんのおかげでどの辺を学べば良いかハッキリしてとても助かりました!!
本当に神話とはほぼ無関係な話になりますので(作品紹介にもあるように、神話以前の地球のお話なので)もしかしたら途中から逆に詰まらないと感じられるかも知れません(汗)
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