『【シェアワールド】ユア・ブラッド・マインー魔鉄文明英雄譚ー』への感想
投稿者:海戦型
[2018年 07月 07日 21時 09分]
▼一言
丁寧な回答ありがとうございます。だいぶ理解が進みました。
ちなみに最後の質問の話になりますが、例えるならドライバー=製鉄師、ブレイド=魔女的な感じです。亜種生命体のブレイドは年を取らないのでそこもちょっと似てるなぁと。ブレイドは全員魔鉄器のような武器を持っていて、これを使って自分で戦ったりドライバーに貸したり、二人で仲良く使ったりします。力はドライバー主導ながらブレイドからドライバーもしくは武器に送られ、ついでにドライバーが武器を持ってる間はブレイドは別の特殊能力で色々バフをかけたりシールド張ってくれたりします。そしてドライバーとブレイドは互いの距離が離れる程力の供給が弱まり、近いほど強くなります。
と、書いてる間にまた疑問が湧いてきました。
鉄脈を使用するに当たって魔女と製鉄師が物理的に離れていると、力が弱まったり鉄脈が使用不能になったりするんでしょうか。
魔女は製鉄師のイメージを拒否し、鉄脈を使わせない事は出来るのでしょうか。それとも製鉄師に無理やり発動させられるような事も有り得るんでしょうか。
「ある程度己の鉄脈を励起させることができる」とありますが、これはつまり製鉄師程ではないが鉄脈術・魔鉄器を使えるという認識でいいんでしょうか。でなければ正直戦いではひたすら魔女狙った方が効率が良くなる気がします。
あと、正直これが一番疑問なのですが、ラバルナの正統後継者になる事に国家として何の優位性や魅力があるのかがさっぱりわかりません。
ラバルナは滅んでいるし、ラバルナの独占した技術も流出しているし、30年経過したんですよね?ラバルナなき後のラバルナ領土や資源、資産はとっくに利権の食い合いや独立なんかで消滅してるだろうから旨みがないですし。むしろ既に滅んだ侵略国家の正当な後釜って、支配された地域からは嫌われるし下手すると賠償求められるし、いじめられっ子の席にしか思えません。よしんば日本とラバルナの間に秘密があって某かを抱えているとして、ぶっちゃけラバルナの名とか関係ない段階では?
……いや、待てよ。まさかそれを考えるのは作る側……?
投稿者:
八代明日華/Aska
[2018年 07月 08日 (日) 13時 01分 55秒]
再びのご質問ありがとうございます。大分ガバいな自分と冷や汗を流しつつ回答させていただきます。ある程度は作り手の方々が各々イメージしていただければ、とは思っているのですが、それにしても重要なところが無い──!
・鉄脈術はブラッドスミスと魔女が揃わないと発動しませんが、基本的にはブラッドスミス側の一存で発動できます。何らかの原因(生まれつきの病気や事故)などで昏睡状態に陥っている魔女もいるので(この『意識不明の魔女』や、それに伴う契約に関するデータは後日反映する予定でいるのでそちらをお待ちください)。同様の理由により、契約さえ交わしていれば二人の距離はある程度離れていても問題ありません。が、あんまりにも離れてると流石に駄目な気がしますね。個人的には鉄脈術の拡散性が高いペアは遠く離れていても発動すると考えています。
・鉄脈を握っているのは魔女側なので、魔女も鉄脈術の出涸らしみたいなのを使える、という感じです。例えば周囲を炎の海に変えるみたいな鉄脈術を持っているペアなら、魔女側は火を操れる、みたいな。当然魔女を狙うのが効率的なのですが(聖杯戦争におけるマスター狙いみたいなものです)それだけを続けるとブラッドスミスに狩られるのでやっぱりブラッドスミスvsブラッドスミス、魔女vs魔女になりやすい、という形ですね。不意打ちやら暗殺やらで『魔女狩り』を得意とするペアもいるのではないでしょうか。
・『ラバルナの後継者』という立ち位置ですが、ラバルナ帝国は非常に長い間(いうて数百年ですが)世界を事実上支配していました。その支配政策は穏健で、比較的全世界から好意的に受け止められていた、という経緯があります。30年経ったいまなお、世界世論としては『ラバルナこそが世界の支配者』なわけです(逆に「ラバルナの後継者がうんぬん」という体で戦争続けてたせいで世論が発展していないのかもしれません)。故に『ラバルナの後継者になる』ということは、イコールその世界世論を味方につけることが可能になるわけです。
ぶっちゃけそれがめんどくさいので各国武力衝突から&限界が来たのでちょっと休戦、という状況なのですが、そこにいきなり手っ取り早くラバルナのガチの後継者が出てきてしまったので、一気に時代のトップに立てる可能性が出てきたわけです。皇女を拐って洗脳するなり武力を示して認められるなりすれば、『新たなラバルナ』として全世界を味方にできるわけですから。
纏めると、『ラバルナ帝国の後釜』というのは、『最短で世界征服をするための方法』というわけですね。
……まぁ前述の通り究極的には、この設定資料はあくまで『ベース』であって、ある程度は作り手の方が自由に考えられるのが理想ではあるかな、とは思っていますが……
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