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『真・恋姫†無双 劉ヨウ伝』への感想

投稿者:tukiyomi
[2016年 03月 09日 00時 21分]

▼一言
更新お疲れ様です。

戦後処理ですが、劉表のこの態度は、恐らく曹操やカクが見たら鼻で笑い飛ばすか呆れ果てるかのどちらかでしょうねえ。それ位、今回やらかした事の認識が甘すぎますし。今回の提案も、それこそ戦端が開かれる前にとっととやっておかなければいけない代物なのですが、戦争が終わってから差し出したという最悪のタイミング。
この作品での劉表の欠点って、とにかく決断力がなさすぎることですね。
おかげで致命傷レベルにまで事態を悪化させました。

劉jと劉景升の夫ですが、何というか滅びるべくして滅んだなと。
世間知らずの劉jはともかく、その父は自分を犠牲にしてでも娘を救うようにしないといけないのですが、結果的に娘まで死んでしまいましたし。
ここまで見苦しい態度だと、荊州の豪族たちも「蔡一族滅んで当然だわ」となるでしょうし、劉表の影響力も完全に潰えるでしょうねえ。

これで荊州も実質主人公の統治下にはいり、益州も攻め込む大義名分をぶら下げていますので、董卓無視して益州攻略をし、中華の南半分を制圧してもいいですし、董卓との決戦をするもよしという状況。
今現在好意的中立な曹操はともかく、カクなんか「決戦挑んでも相手の方が戦力は上、本拠地に撤退したとしてもジリ貧」という「あらやだこれ詰んでる」状態。
ほんとこれで起死回生の逆転の策持っていたらそれだけでも凄いですわ。


▼返信
投稿者: 肥前のポチ
[2016年 03月 09日 (日) 22時 15分 22秒]

感想ありがとうございました。

> この作品での劉表の欠点って、とにかく決断力がなさすぎることですね。
> おかげで致命傷レベルにまで事態を悪化させました。

劉表はここぞと言うときに決断力がないイメージが強いですが
実際は政治家としてはやり手で忍耐強く領土を拡大していく人だけど
軍事的な才はない感じでしょうか。
この作品では陳寿の評に拠ってみました。

> その父は自分を犠牲にしてでも娘を救うようにしないといけないのですが、

仰る通り命乞いせず自ら自決し娘の助命を求めたら展開が変わったかもしれませんね。
仮に娘の助命が出来なくても死ぬ際の潔さは荊州の豪族たちの心を打ったかもしれませんし。

> 益州も攻め込む大義名分をぶら下げていますので、

この頃の益州牧劉焉は独立しようと動いているんで、
益州入りする大義名分はありますね。

> 今現在好意的中立な曹操はともかく、

曹操は「乱世の奸雄。治世の能臣」と評されるくらいしですし、
ある程度のポジションで臣下になってくれる感じはありますね。

> カクなんか「決戦挑んでも相手の方が戦力は上、本拠地に撤退したとしてもジリ貧」という「あらやだこれ詰んでる」状態。

ここまで来ると窮鼠猫を噛むよろしく一か八かの大博打をやりかねないですが
大博打を仕掛けても主人公の縁者が実力者揃いなので袋叩きになりそうですよね。

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