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『SAO─戦士達の物語』への感想

投稿者:AKWR
[2016年 02月 06日 13時 38分]

▼良い点
節分短編 面白かったです。

▼悪い点
個人的に本編の方が読みたかったです。

▼一言
こんにちわ。
AKWRですじ。短編少しよくわからなかったですが面白かったです。
リョウとキリトってGGOにコンバートして数日でALOに戻ったのにもうあだ名がつくほど有名になってるんですね。
リョウの『あだ名』確かにBoBであの重機関銃を片手で撃ちまくれるプレイヤーですから注目されるのは当然というべきですね。
リョウの武器簡単に調べましたが、どれも普通片手では使えない代物ですね。それだけリョウの筋力値の異常さが分かりますね。
リョウなら握力でゴリラを負かしたり、片手で象なんかを持ち上げられそうですね。


そしてここで毎度お馴染み質問タイムです。
前回はしなかったので今回は多目にどうでもいい(ネタバレになるかも?)質問をさせていただきます。

最初の質問ですが、リョウの母親って学生結婚だったのでしょうか?
プロローグでリョウの母はキリトの父の妹ということですが。キリトより2つ年上のリョウにさらに年の離れた姉を持っているのは、よほど早くに結婚したか、キリ父の方がよほど遅くに結婚したということですが。
ちなみにこれはいくらでもつけられる設定なので、適当に流してくれても大丈夫です。


そして本編には間接的にしか登場しないリョウの姉ですが、ALO事件後にリョウと再会できたんでしょうか。リョウの回想での会話から、姉の方もリョウに負けず劣らず破天荒な人物(そして婚期を焦る年頃)に思えましたが。リョウが目覚めた後に飛んで会いに来るようなシーンを想像できたので、気になりました。
個人的にはリョウよりも本当の娘であるユイとの出会いが楽しみではありますが…

その姉である『桐ケ谷怜奈』さん 覚えてるか分かりませんが、回想の最後に”この子達”と言っていますが。つまり怜奈さんが創り出したプログラムはユイだけじゃないということですか?
この設定は後に始まるSAO最大の”イベント”の伏線になりそうですね。

そして少し話は変わりますが、怜奈さんは”お父さん”のことをどう思っているのでしょうか、お父さんとお母さんが分かれたとき、リョウは5歳だったらしいで、怜奈さんは少なくとも中学生だったわけですかね(若くても小学校高学年?)。つまりはリョウよりもはっきりと父のことを覚えてるんじゃないかと思いますが。そんな彼女が母の葬儀から、リョウみたいに割り切れてるか疑問なのですが。

その彼女はシノンやサチの事(事情)は知ってるんでしょうか?知ってるなら怜奈さんは何を思うのか気になりますね。

今ふと思いましたが、リョウ達がSAOに囚われていた時、怜奈さんは何をしていたんでしょうか?
これは非難の意味ではなく、リョウが茅場と知り合いだったなら、当然怜奈さんも茅場と知り合い(というかメンタルプログラムを担当していた時点でSAO開発に関係していた事は間違いありませんか)
ですよね?リョウの姉なのですから、なにも行動していなかったとは思えないのですが。

さらに怜奈さんは20代でユイを作り出しちゃうくらいですから、茅場に負けず劣らずプログラマーとしては天才と呼べる人物と思われますが、プログラマーとしての腕はどれくらいのものなのでしょうか?

そんな彼女ですから今後の登場が楽しみですね。登場したら身内の人に抱き着くような描写が想像できます。
そして、『人とプログラムの共存』を望む彼女だからこそ、MS編後の最終章で重要な役割を果たしそうですね。

ここでサチの質問ですが、サチに姉妹とかはいないのでしょうか?サチの父は再婚してるみたいですので、弟、妹がいてもおかしくないと思いますが。

今回はリョウの家族を中心に質問させていただきました。
彼女の本編本格登場を楽しみにしています。

長々と失礼しました。 これからの更新頑張ってください。


▼返信
投稿者: 鳩麦
[2016年 04月 07日 (日) 02時 55分 34秒]

感想ご意見ありがとうございますw

申し訳ない、何しろあの時点ですでに半年近くたっていたので、テコ入れにと思いましたが、やはり本編を望まれる方が多いようで……申し訳ありません。

GGOにおけるリョウは文字通り一人戦争屋さんみたいな感じで書いていました。ので、もはやプレイヤーからは兵器扱いされていいんじゃないかという結論に至りまして、けっかとして「ストライカー」という名誉なんだか不名誉なんだかわからないあだ名を頂戴するということになってしまったりw

象はともかく、ゴリラなら普通にやりそうなのが彼奴の頭おかしいとこだなと改めて感じております。

さて、今回も色々な質問が……ってなっが!?これ自体書くのも相当に大変だったのではないかと推察いたしますが、毎度ありがとうございますw

では一つ一つ答えていきましょう……ただ、一部やはりネタバレに絡みますので、答えられない部分も含みます。

まずはリョウの母親、遥についてのお話ですね。
遥が結婚した正確な年齢は規定していませんが、彼女は十代後半から二十代前半の比較的若い時期にいきなり結婚しました。キリトの父は二十代後半から三十代の頃に結婚したことにしてあるので、それほど遅いとも早いとも言えませんが、強いて言えば遥は少し早めだったといえるかもしれませんね。
ちなみにこのあたりの話は、作者の親戚関係の構図が一応モデルになっていたりします。

さて、次に姉、怜奈のお話。
今まで突っ込んでくれる方がいなかったですねそう言えばwもちろんALO編後、というより、SAO編とALO編の間の空白期に一度、その後も年に数回、涼人に会いに来ているという設定でいます。ただ話のテンポやタイミングの関係上、実は一度もちゃんとは登場させられていないのが実情です。
なので、というわけではないのですが……実は怜奈、このMR編で一度登場させる予定でいます。今後話が進んでいくうちに一度確実に登場させるよていですので、ユイやリョウとの絡みはその時をお待ちくださいw

それと……おお、面白いところにお気づきになられましたねwその通り、怜奈が作ったMHCP、実は一体ではありませんw公式に(正確に公式といえるかはわかりませんが)MHCPの二体目の存在が確認されたのは、ゲーム版SAOのインフィニティ・モーメントで初登場したMHCP-002 Strea(ストレア)が最初となりますが、そもそもSAO二巻でユイが登場し、MHCPを名乗った時点で、このMHCPが複数いることは半ば確定的な予測としてありました。初期だけでも1万人、事件がなければその後急速にプレイヤー数を伸ばしたであろうSAOの中で、たった一体のMHCPにすべてのプレイヤーのメンタルケアを任せるなど物理的にも演算処理的にも不可能だろうと考えられたからです。
いってしまえば、Yuiはあくまでも運が良かっただけ、おそらく蓄積させたエラーを解消できずに崩壊していったMHCPも中にはたくさん居たはずだと当時の僕は考えました(今もそう考えています)その生みの親が彼女であり、そのけっかが、「達」という複数形の言葉で現れたというわけです。

さて、彼女とそのプログラムの腕の存在が今後の展開でどう影響するかは、まだ言えませんw

そして言えないついでにもう一つ。リョウと怜奈の父親云々に関しては、ネタバレになる部分とそうでない部分があるので、一括してコメントを控えさせていただきます。

次に怜奈が何をしていたか、という質問ですね。これは実を言いますと意外や意外、「なにもしてません」
リョウが茅場と知り合いだったなら怜奈も、という予想は、大よそあっています(細かい部分はまだ言えませんが)SAOの開発にも、実を言うとかかわっていました。ただし、MHCPのAIを築き上げるという、極々限られた部分でのお話です。
おっしゃる通り、実は怜奈はソフトウェア開発、ことAIの分野においては今代でも別格といえるレベルの才覚を持っています。細かい事は後々明かしていきますが、彼女は(てか彼女も)問答無用で天才です、それは間違いありません。
ただしどのような学問にも、分野はあります。実はことコンピュータープログラムの分野の中にも今述べたAIの開発以外にもたくさんの分野が細分化しており、彼女はあくまでもAIの専門家でしかありません、つまり、ハッキング、クラッキングなどを含めたそれ以外の分野はある程度の知識や経験はあれど専門外なのです。

もしその分野という枠に当てはまらないダヴィンチのような万能の天才がいるとすれば、それはこの物語の中にも数人しか登場しません。そしてそのうちの一人は……そう、お察しの通り、茅場 晶彦なのです。
彼女は天才です、ですが天才だからこそ、自分と茅場の間に横たわる絶対的な差が理解できてしまっています。故に、自分の行動の一つが弟を殺す可能性のある動きが、彼女にはできなかった、というのがこちらで設定されている話になりますw

彼女の登場と今後の活躍に、ご期待くださいw

さて、そう言えば最後にサチの兄弟についてのお話がありましたねwこれについてはいずれ物語の中で分かってくると思いますので、やはりコメントを控えさせていただきますw

ご質問ありがとうございました、ではっ!






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