『リリカルな世界に『パッチ』を突っ込んでみた』への感想
投稿者:胡桃団子
[2016年 01月 22日 14時 43分]
▼一言
なんというか女の子に良い格好したいオリ主が、自分の命は大事とかとにかくもっともらしい理由をつけて嫌だけど、仕方ないから(ちらっちらっ て感じでとにかく自分を偽っているから違和感が作者の想定する主人公と実際の描写に剥離を感じました。
人助けをするのも結局力を持っているから、補正で決して死なない、負けないことをしっているからやっているという感じがする。メタ的に言えば、死ぬのが怖いと言い訳しても結局ご都合主義で自分は死なないと高をくくっている余裕が見え隠れしすぎている。だから勝手に自業自得で手足がバラバラになった時に勝手にキレて八つ当たりしているのがその表れというのがなんとも。
調子に乗ってたら死にかけて怖くなったのでその恐怖を与えた対象をボコボコにすることでそのトラウマを解消しようとする情けなさを感じた。
まぁ苦労もせずに最強の力を手に入れて調子に乗っていたのでしょうが。
本音で話しているように見えてとにかく偽って予防線を張る主人公といった感じ。好きな部類に入るオリ主なのですが、同時にひどく気持ちが悪い。こいつは原作の出来事を自分勝手に不幸だと決めつけ、彼らは自分たちで頑張って幸せをつかんでいるのにそれより幸せにできるはずだと勝手にその人生を否定している。まるで物のように扱っている。
ある意味最強系オリ主らしい人間味の少ないキャラではありますが、そのオリ主特有の気持ち悪さと真っ向から書いていてとても好感がもてました。
ただあえて苦言を呈すれば、プレシア・テスタロッサの最大の不幸であるヒュドラ事件に管理局の闇とおそらく二次創作に毒されて語っているのでしょうが、管理局は一切関与していないとはっきりと明言しておきます。あくまでプレシアの会社の勝手なもめ事が原因であって、管理局は会社側が黙秘と秘匿されたためにきちんと捜査できなかっただけです。あたかも公式設定のように語られてクロノやリンディといった良い人たちが勝手に悪者扱いされるのが堪らない。
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