『銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2015年 11月 15日 20時 34分]
▼一言
更新お疲れ様です。
美しい夢編でココアさんが相手の予想道理に動いて勝てるのは、戦略的な優位を確立した時だけでそうでないならば、相手の思惑通りに行っているように見せかけて不意を突かなければいけないと言っているように、政略的に、戦略的に大敗を喫して、このまま後退しても敗北はほぼ確定している以上、同盟軍はどこかで、帝国軍の思惑を崩さなければいけない。
だから、というのは分かります。
でも読者視点からみて、ココアさんに油断は全くなく(それだけに油断を期待しているビュコック達がかわいそうになる)、逆にビュコック側に焦りがあるように見えるのが何とも悲しい。
ビュコックには、散々予定を外されたうえで、結局ハイネセン近郊での決戦になってしまったので、軍が主張した通り、最初から同盟寮内深くに引き込んで決戦していれば・・・、という思いが、このまま相手の思惑通りの決戦をやる訳にはいかないという思いがあるのかもしれないですね。
次は戦いになりそうですが、最初から整然と追撃する為にココアさんが先頭に立っている以上、油断はまずないでしょうし、帝国の名将たちが暴走する可能性もはっきり言ってほぼないでしょう。
どういう結果になるのかは分かりませんが、このままいくと、ハイネセンにつく前に、ダメージを食らって更に戦況が厳しくなりそうな気がします。
次回をお待ちしています。
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