『銀河英雄伝説〜その海賊は銀河を駆け抜ける』への感想
投稿者:ky
[2013年 02月 23日 16時 22分]
▼良い点
ようやっとギュンターの名前が出て来た!
▼悪い点
ゾンバルト少将が民間人に銃を向け脅した事を、フェザーンの謀略に利用されての事だと矮小化されたイメージが付いてしまった事。
ゾンバルト少将行為はあらゆる面でこれらのラインハルトの治世にマイナスな要素しかありません。一番悪いのは軍の中でも力のある将官達が、民間人で帝国に多大な功績を持った平民に対して武力で恫喝することを黙認する体質であり、その政治的経済的損失を考える頭が無いと表明してしまったようなもんだという事です。
ゾンバルト少将やフェザーンに煽られた者達の何が悪かったのか、その上で黒姫の頭領を殺していたら何が起こったのか。ちゃんと理解出来る人が居ないと、同じ事が繰り返されそうな……。
▼一言
黒真珠の間(その二)でココアさんがゾンバルト少将に脅された時、「あれ? エーリッヒがオーディンに着いた時に憲兵の動きが無いと不満を表明していた事は、これに繋がっているのか?」と思いましたが、やっぱりそうでしたね。
ココアさんがゾンバルト少将を煽ったのも、フェルナーやギュンターが仕組んだ事だと感づいていたので、本当に危険になれば止めに入ると践んでいたからかな?
義眼と黒姫の、直接刃を交わす訳ではない暗闘が素敵です♪
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