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『IF物語 ベルセルク編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)』への感想

投稿者:tukiyomi
[2015年 02月 21日 15時 37分]

▼一言
更新お疲れ様です。

リヒテンラーデ侯爵を失ったことで、ラインハルトはもはや政略面での最低限のバックアップも得られないことに。
原作ではマリーンドルフ家という存在がありましたが、今回で彼らもまた終焉を迎えてしまいましたし。
唯一の慰めはアンネローゼという枷がこれ以降無くなった事くらいでしょうか。オーベルシュタインとしてはそうとでも思わないとやっていられないでしょうし。

ただ問題は、ラインハルトがクーデターに加わった兵士達を不問にするかでしょうねえ。姉がらみとなると感情的になるのがラインハルトですから。
更に言えば、モルトに従わなかった兵や、オーディンで謹慎していたケンプやケンプ艦隊の将兵、そしてミュラーも八つ当たりの対象になりかねない訳で。

とことんまで政治家には向いていないんですよねえ。ラインハルトは。


追記
マリーンドルフ伯爵が自領にも帰らずに滅びたのは、ここで逃げればリヒテンラーデ侯爵に殺されるというのもあったでしょうが、ココアさんの両親を間接的に殺してしまったことへの贖罪もあったかもしれないでしょうねえ。
自分の余計な一言でココアさんの両親を殺したのだから、自分がココアさんに間接的に殺されるのも運命だと。



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