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『IF物語 ベルセルク編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)』への感想

投稿者:ky
[2015年 01月 24日 23時 01分]

▼良い点
 グライフス大将、ヴァルテンベルク大将という、リッテンハイム艦隊の陣容が判明したところ。

 こっちもかなり本気な編成ですね。金髪サイドはいくらリッテンハイム侯とブラウンシュバイク公が仲違いしたという情報があっても、麾下に居る提督を見ればとても油断できるものではないと思うのですが?
 とは言っても、一人はイゼルローン味方殺しですけれど(撃たれた方ですが)


▼悪い点
ミュラーェ……

 知ってたら撃って証拠隠滅とか、大義もクソもありませんがな……。実行してたとしたらそれこそ本当に権力闘争の為だけに国内を混乱に陥れたという事に。
 余りにも短絡的な思考じゃありませんかね? 実際に映像がある上に、追ってきたラインハルトと接触する前にその映像を通信とかででブランシュバイク公の元に送っていたりする可能性もあるんだから……それこそ後からばれて再起不能です。

 焦土作戦に反対しなかったので責める権利はない、ってのは気持ちとしては理解できるけど、諸将達には既に自分達が帝国軍人として戦争をする意義が何処にも無い事に、早く気付いて欲しいですね。
 ラインハルトとしての正解は、オーベルシュタインとリヒテンラーデ侯を処断し、姉薔薇はオーベルに脅されていたと言う理由で情状酌量で流刑か、難しいようなら処刑した振りして赤毛を付けて逃走させるかして、その上で貴族連合と和睦して幼帝に再度玉座に座ってもらうことなんじゃないかなぁ……?

▼一言
 イゼルローンの味方殺しは、隠蔽されて仕方が無かったという事になってるわけですよね? 本編と同じようにココアさんがその危険性を指摘して無視されて、そんでもって事後に報告書を上げて帝国三長官に目を付けられる所までは同じ流れなわけだから。

 ヴァルテンベルク大将は例のイゼルローンの味方殺しのあと左遷されたのをリッテンハイム侯(多分後ろから助言したのはココアさん?)に拾われた口かな?
 トールハンマーを撃たれた側とは言え、味方殺しになってしまったのはヴァルテンベルク大将側にも責任のあることだから、ココア効果でビフォアー・アフターしているのかが、気になります。
 そして危険性を指摘し味方殺しの真実を報告書にしてしまった(当時の)若手仕官であるココアさんとどんな関係なのかとか、とても気になりますね。
 このあと少しでも出てくると良いなぁ。




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