『IF物語 ベルセルク編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)』への感想
投稿者:tukiyomi
[2015年 01月 15日 23時 31分]
▼一言
更新お疲れ様です。
金髪完全に涙目状態。
特に焦土作戦は「辺境の人間を終わった後も見捨てていた」という事実によって、如何なる反論も『言い訳』にすることに成功できました。
これまでのラインハルトを支持する背景は「常勝の提督であり且つ門閥貴族とは違うのではという期待感」だった訳ですけど、ココアさんの弾劾によって、「自らの野望の為には平民を虫けらのように踏み潰す男」と印象付けられてしまう羽目に。
『自らの野望の為に10億人犠牲にした』という事実は、ラインハルト旗下の兵達の士気をどん底にまで落とすでしょうし、犠牲になった辺境の人間はそれこそ死に者狂いで復讐に走りそうですし。
皇帝からも見限られ、支持基盤であった平民階層からの離反も高い。
マリーンドルフ伯爵を通じて捨て駒にしようとした貴族層も、ヒルダのやらかした事が暴露されれば、それこそ雪崩を打って寝返ること確実。
おまけに軍政家としては卓越した能力を持つオーベルシュタインは、数多の謀略の失態と現在の苦境を生み出した事から、これ以上の重用はラインハルト旗下の提督達からの猛反発をくらうことから、実質的に戦力外。
代わりをケスラーかメックリンガーが勤めるだろうが、そうなると有力な艦隊指揮官が離れることになり、戦力ダウンは確実。
政治的に完全に詰んでいる状態ですねえ。金髪は。
しかも捲土重来を期して亡命しようにも、同盟側は焦土作戦とクーデターから、絶対に受け入れしないでしょうし、じり貧確定ですよねえ。
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