『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)』への感想
投稿者:長久
[2014年 08月 29日 21時 45分]
▼良い点
・ハイネセンのクーデター派の鎮圧
・第十一艦隊の戦力温存
・アルテミスの首飾りの温存
▼一言
限りなく少ない被害でハイネセンのクーデター派の鎮圧に成功したエリヤは間違いなく英雄でしょう
ただ、現時点でまともに動かせる恒星間戦力が乏しいことが今後のネックになりそうな気もします
ハイネセン解放が迅速だったが故にハイネセン外四惑星の鎮圧でもたつくとせっかくの名声に傷が付きそうですし
さて、ヤン艦隊は微妙な立場に追い込まれていますね。
現時点では正式な法的根拠や命令で動いている訳ではないのですから。
速やかに同盟軍総司令官代理のエリヤに恭順を誓わないと終結後叛意を疑われても仕方ない立場ですし。
場合によってはイゼルローン方面軍の幹部の更迭もあり得るかも。
政府にとって能力はあっても政府に対する批判の色を隠そうともしないヤンは扱いづらい存在でしょう。
これまではその任に当てる人材がなかったのが、今回の活躍で有能かつ政府に対する忠誠心を信頼できるエリヤを当てることが出来るのですから。
エリヤの艦隊指揮官としての未熟さは優秀な補佐役をつけることでカバーできると判断すれば、十分にあり得る人事かと思います。
(副司令官には待命中のモートン少将をもってくれば、エリヤにとって心強いでしょう)
追伸:
別の方の感想で「二階級特進」という意見がありましたが、さすがに将官では難しいでしょうから、ハイネセン解放の功績で【中将】、ハイネセン外四惑星解放の功績で【大将】という流れでしょうか?
投稿者:
甘蜜柑
[2014年 08月 30日 (日) 05時 02分 35秒]
四惑星の反乱に関しては、今後の更新を待ってください。
イゼルローン方面軍はいろいろと難しい存在ですね。沈黙しているだけでパワーバランスに影響を与える立場。原作で大勢が決まってからヤンに味方した日和見組を批判するムライに、「責任が軽ければ私だってそうした」とヤンは言っています。イゼルローン方面軍司令官の影響力は、日和見すらできないレベルということでしょう。
モートンは中将に昇進してるのでエリヤの補佐はできないです。エリヤが大将になれば別ですが。
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