『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)』への感想
投稿者:長久
[2014年 08月 22日 21時 37分]
▼一言
同盟の未来は暗いと思わせるエピソードの始まりですね
クーデター派より、反戦市民連合(ジェシカ)の方がおそらく主義主張にこだわっています
原作ならばクーデター派に対する抵抗勢力ははなかった為、ジェシカのデモ行動はまだ理解出来る行動だったかもしれません
ですが、この世界線ではエリヤが【市民軍】を率いて組織だった抵抗を続けています
純粋にクーデター派に対抗するつもりならば、一時主義主張は捨てて【市民軍】への支持を表明するか、最低でも連絡を取り合うべきと思います
今回のデモは、反クーデターに対する抵抗よりも、トリューニヒト派が主導権を握っている事への反発にしか見えません
それだけ反戦市民連合は底が浅い団体だと言うことなのでしょうか?
投稿者:
甘蜜柑
[2014年 08月 24日 (日) 01時 35分 43秒]
最適解を政治的な理由で選べない場合が多い。それは本作の最大のテーマの一つです。「勝つために一致団結」って言葉はかっこいいですが、現実的には難しいですよね。支持者が認めません。トリューニヒト派と一致団結できないような人がジェシカを支持してるわけですから。
底が浅いとか、そんな問題ではありません。「支持者の意向を無視して動ける指導者はいない」ということは、本作でしつこく描写しています。
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