『銀河英雄伝説〜ラインハルトに負けません』への感想
投稿者:tukiyomi
[2014年 08月 07日 02時 04分]
▼一言
更新お疲れ様です。
腹黒皇女の敵国分断政策が着々と進行中。
グリーンヒルは、自らの同砲の愚行で自分の娘がかなり危険な状況に追い込まれようとしていた事を知ったことで、同盟政府に対する疑念が生み出されることになりますし、そしてそのことがロボス派のグリーンヒル排斥への根拠となっていきます。
そして清廉で有能なグリーンヒルを追い落とす場合、「あのグリーンヒルですら」となりますので、疑心暗鬼にかかる可能性も出てくると。
ヤンについてはなんかもう醒めた感情しか抱けませんね。前回までは「誰も知りえない情報を皇女が知っていた」ことで恐怖を抱くのは当たり前なのですが、「民主主義ともてはやしているけどお前らのとこの有権者其れを活用できているの」という問いに恐怖を覚えるのはそりゃ駄目でしょう。
皇族だから民主主義なんて知らないというのは一種の驕りでしかなく、むしろ他国人に指摘される問題点についてどう考えているのか、という事を答えられないというのは、実は真剣に問題点を考えていないことでしかない訳でして。
まあ原作ヤンは、民主主義という理念だけにしか目を向けていなかった訳ですから、現実との祖語には、理想論言うだけで終わっていましたしね。
しかし同盟軍は完全に腹黒皇女の掌の上か。
御愁傷様としか言えませんねえ。
投稿者:
三田太兵衛
[2014年 08月 07日 (日) 23時 02分 40秒]
ご感想ありがとうございます。
同盟政府、軍、民衆の意識の乖離を大きくすればするほど帝国に有利になりますからね。
それに既に同盟は完全に政治的には末期状態でしたからね。
ヤンは基本的に歴史学者的な考えしか出来ない人物だと思うので、主体性が低いんですよね。受動的な動きが目立つ。
口で何とか出来るから、下手な戦闘より遙かにマシですからね。
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