『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)』への感想
投稿者:タイタン
[2014年 07月 19日 02時 56分]
▼一言
一つの方面軍に2つの上位司令部が存在していると、必ず指令系統を巡って対立するんだよなあこれがまた。エリヤは時間の無さから自分専属の司令部を立ち上げたが、今まで実務を取り仕切っていたのが従来の首都防衛軍司令部に有ったのと考えると、エリヤの司令部が首都防衛軍司令部の指揮命令系統把握にはかなり時間が掛かると見た。逆に此が致命的な判断ミスと為って、クーデター派に首都制圧は早急に可能と判断するのではなかろうか。むしろエリヤは多少面倒くさいとは思っても、首都防衛軍司令部の面々に協力を扇ぐべきだったのではと思う。
だが、クーデター派の動きがあらか様過ぎてどうも胡散臭い一面もある。ラロシュ陣営、グリーンヒル大将陣営の動きは本命から目を逸らさせる為の囮の気がして来た。
時折、ドーソン大将の階級が中将になる誤字があります。
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