『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)』への感想
投稿者:不来庵
[2014年 07月 01日 22時 35分]
▼悪い点
原作知ってる人間が展開読めないようなストーリー・プロッティング、って、本当に難しいですねぇ……
(本作のコンセプトは「原作の追体験」でしょうからなおさら)
あとまあ、死亡フラグを婚約者の方退場で解消する話って珍しいかもです。
▼一言
プレツェリ大佐……子供三人戦死なんて、乃木大将以上じゃないですか(泣)
大怪我しているけど、とりあえず帰ってきたと思った末娘まで容体急変じゃあねぇ。
まあ、フィリップス兄妹共々精神的再建を図れたのは彼のおかげでしょうから、年長者としての義務は果たした……のかな。
(大佐の奥方はどうしてるんだろ……泣くだけで済んでたら、乃木夫人並に覚悟座ってる女性ですが)
クリスチアン大佐は救………会議でも組織してるんでしょうかね。時期的に、本作未登場のエベンス大佐あたりと準備会でも開いておかないと、グリーンヒル大将が「若手を抑えられない」とかいいながら議長に就任するくらいまで組織を拡大できないですし。
(確かアムリッツァの翌3月にはフォークの騒ぎや4惑星での蜂起が始まっていたはずなので、タイミング的にはそろそろA.L.少将も参加した例の会議(原作で描写されていたのは実行前最後の会議だったはず)が行われていないと……)
エリヤ君に見舞どころか返事も出さん事態、って他に考えられなかったり。何せ、エリヤ君はトリューニヒト派期待の若手ですし、軍内では寵臣第2号くらいの地位とみなされている可能性大。
クリスチアン大佐って腹芸のできるタイプじゃなさそうなので、理由はともあれ「あいつを巻き込むわけにはいかん」と思っていそうです。
感想一覧へ戻る
[0]小説案内ページへ戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ