『亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2014年 06月 11日 19時 41分]
▼一言
ココア閣下の言う、「理想に酔う」とは、「自分に酔う」とは、どういうことか?
それはおそらく、こういうことではないか。
「理想に酔う」とは、その理想を絶対視し、それに疑いを持たなくなること。
「自分に酔う」とは、自分は優秀だと、自分は正しいと信じ込んで、自分自身を疑わなくなること、疑おうとしなくなること。
ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムが、その両方に陥っていたことは、まず疑いない。
一方のヤンの場合は、原作の描写を見る限り、「民主主義の理想を疑っていなかった」と言うと、明らかに語弊がある。
しかし、民主主義の理想に対し、強いこだわりが有ったことは疑いない。
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