『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2014年 05月 07日 03時 06分]
▼良い点
俺が作ったサイキョー戦士万歳的な所が無い所
▼悪い点
ヤンファミリー側がエリヤの事をどう思っているかの描写が少ないところ
▼一言
失礼しました。訂正です
毎日楽しく見ています
ふと、気になったので質問です。
エリヤは初めの世界と今の世界を転生「語弊があるが」していて色々変化ををさせていますが総じて初めの世界と同じ用な感じになっているのかなと印象しています。作者様はよく転生物の代名詞的な歴史の修正力はあると思いますか?この作品がよくある神視点ではなくいつの時代も変わらない、組織管理や人間関係による歴史の一視点で原作本の裏舞台(英雄ではない人や出来事)を書いていると思いましたので。
投稿者:
甘蜜柑
[2014年 05月 08日 (日) 02時 56分 34秒]
現時点のエリヤはヤンファミリーに意識されるほどのポジションではないです。ポジションが変われば、意識されることもあるかもしれません
歴史の修正力って難しい問題ですよね。私の見解は逆行物の最高傑作「蒲生邸事件」のそれに近いです。キーパーソンを殺しても別の人間が同じことをする。ある事件を阻止しても、似たような事件が別に起きる。
政治経済の大事件は有名無名問わず大勢の人の都合が絡み合って起きるものです。一人を消したぐらいで止められるものでもないし、一つの事件を回避しても状況が変わらなければ同じような事件がいずれ起きるでしょう。私が未来知識を用いた歴史改変に否定的なのは、こういった考えがあるからです。
ヒトラーを殺しても、民主主義が信頼を失って強い指導者が待望されていた戦間期ドイツでは、いずれ別の独裁者の台頭が起きたでしょう。その人物一人の存在で歴史が切り替わるような人間って、人類史上でもそうそういないんじゃないかって思うんですよね。
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