暁 〜小説投稿サイト〜
感想詳細
『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)』への感想

投稿者:tukiyomi
[2014年 05月 07日 00時 57分]

▼一言
更新お疲れ様です。

うん。エリヤ君。爆発しろw

まあ冗談はさておき、ジェシカというか、反戦派が遂に主導権を握れなかったのは、帝国とどうやって停戦をするのか、そしてその後の国家戦略をどうするのかというビジョンを見せるのに失敗したからでしょうね。
同盟市民にしてみたら、常に攻め込まれた側である以上、目に見える形での落としどころを見せないと到底納得できない訳で、なまじイゼルローン要塞がああも鮮やかに落とされたことで、舞い上がってしまったのが大きいですね。

憂国騎士団については、トリューニヒトにとっても失策の一つですね。流石に私兵を抱え込んでいると見なされた時点で政治家として大きなマイナス点になりますし。
元軍人や警察官が主体となっているのなら、予備役でもありますので、現役復帰をさせての艦隊再編に使うとかして、発展解消させるとかしていればよかったのですが、シトレの反対があったんでしょうねえ。

ダンピエール少将。意外といい人だったんだ。
規則の裏側にある理念を守ることに意義を見出すタイプというのはかっこいいですね。

しかしここまで見事な勝ち戦をしてしまったことで派閥争いが再燃。ロボス元帥に至っては、自ら要塞司令官を兼ねることを望むなんて、裏を返せばロボス派に主要提督残っていないこと示しているじゃないですか。
ほんと政治的に死に体となっていますね。

しかしダーシャが第10艦隊というのも十分に死亡フラグですが、エリヤに至っては旗艦除いて8隻にまで打ち減らされた第12艦隊とは。
原作ではヤンやビュコックも認めたボロディン提督なので、その手腕を学んでほしい所ですが、なんでこう死亡フラグに嬉々として当たるんだ。君は。


▼返信
投稿者: 甘蜜柑
[2014年 05月 07日 (日) 01時 51分 54秒]

反戦派が政権を握れなかった理由は別にあるように私は考えていますが、それは後日本文にて述べるつもりです。ただ、あれだけ反戦派が支持を得ている以上、実現可能かどうかは別として、一定の説得力を持った停戦の青写真は存在したと思います。

憂国騎士団がトリューニヒトにとっていかなる存在なのか。これは物語の根幹に係る問題です。おいおい描写していくつもりです。

自派の誰かに要塞を任せて功績を立てられてしまったら、評価が落ちきってるロボスは即座に引退迫られますよ。領袖は最大最強の存在でなければなりません。

感想一覧へ戻る

[0]小説案内ページへ戻る

TOPに戻る

暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ