『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2014年 05月 03日 18時 41分]
▼一言
エリヤの艦隊の配属先が第13艦隊なのもあり得るでしょうかねえ?
ヤンの軍事的才能と恒星としての輝きと魅力を恐れたトリューニヒトがヤンを監視し、自分への敵対的言動を掣肘する為にエリヤを第13艦隊に送り込む可能性も否定出来ない訳でして。
誰かさんの台詞ではありませんが、「ヤンだの、キャゼルヌだの、アッテンボローだの、シェーンコップだの、ハイネセンの権力者達からしたら危険人物の集まりじゃねえか」に為ります。
普通はヤン艦隊の幕僚の中に、将官級の監視役を送り込むのは権力側からしたら同然の処置かと。
ヤンもトリューニヒトからエリヤの分艦隊を第13艦隊に受け入れたら、予算の割り当て艦隊編制に補給を優先させてあげようと言われたらヤンも逆らえないと思う。それにヤンからしても、自分と同じ視点で政戦両略を議論出来るチュンの存在は大きい。それにヤンには冷徹な謀略家としての顔がある、その謀略家の顔がエリヤを利用する形で見られるかもね。
投稿者:
甘蜜柑
[2014年 05月 04日 (日) 21時 09分 12秒]
第十三艦隊ではありません。あの艦隊は第四艦隊と第六艦隊の残存戦力で編成されてますから。
ヤンは第十三艦隊の副司令官=指揮官まで自分で選んでいます。普通、司令官が手を付けられるのは参謀人事までです。指揮官まで手を付けてるということは、人事に対して完全なフリーハンドを持っているのでしょう。トリューニヒトがくさびを打ち込む余地はなさそうです。
全盛期のトリューニヒトもヤン艦隊の人事にはほとんど介入できませんでした。ユリアンを中尉に昇進させて引き離したぐらいです。ヤン・ウェンリーという人の政治力は、一般に想像されている以上に絶大でした。現時点のトリューニヒトでは、手も足も出ないと思います。
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