『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2014年 04月 30日 00時 15分]
▼一言
更新お疲れ様です。
しかし惜しい!
ルグランジュ提督、クリスチアン大佐、ベイ大佐、判断さえ誤らなければ、ヤンに取って強力な協力者で有り得ただろうに・・・・。ヤンは自分の作戦行動を政治に掣肘され行動を制限される事を嫌ったが、だがヤンは政治の掣肘と制限を受け続けた。或る意味彼らはヤンに近い立場と言えただろう。
そして総参謀長グリーンヒル大将は元からヤンの事を高く評価していただろうし、高く評価していなければ1人娘をヤンの副官にしたりはしないはず。
彼等からしたら、骨の髄までトリューニヒト嫌いで政治の腐敗と同盟社会の弱体化を憂えるヤンは希望的存在だったで在ろうに・・・・
だからこそ同盟政府とトリューニヒト派はヤンを恐れ憎悪したのかもしれない。ヤンの恒星としての引力としての強さと魅力に対して、何時かそう遠く無い内に自分達の権力を武力で奪いに来ると。
投稿者:
甘蜜柑
[2014年 04月 30日 (日) 00時 25分 26秒]
ヤンは秩序を嫌う側、ルグランジュ、クリスチアン、ベイは秩序に親和的な側なので、相容れないように思えます。
ヤンが政治の掣肘を受け入れたのは、自分が秩序側に回りたくなかったからではないでしょうか。政治の掣肘をはねのけようとしたら、ヤンはルドルフにならざるをえません。それは潔しとしないでしょう。
グリーンヒル大将はいろいろ難しい人です。
ヤンは自分が思ってるより危険な存在ですね。軍事能力、カリスマ性、政治能力をすべて兼ね備えています。警戒せずに居るほうが難しいでしょう。
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