『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2014年 04月 15日 13時 10分]
▼一言
同盟市民に意識の変革と進歩を求めたヤン。
同盟市民に意識の変革と進歩を求めないトリューニヒト。
余りにも対照的で合う筈がない2人。
そりゃあ生理的対立に発展もするわなあヤンとトリューニヒト。
それでエリヤを選んだトリューニヒトの構図か・・・・
いずれそう遠くない内にエリヤは、トリューニヒト派の若手のホープとして天才軍略家にして政治思想家ヤンとヤンを支持する勢力と対立しそうだな。
画してエルファシルの両雄は並びに立たずの対立図の出来上がりですか・・・・はあ・・・・
投稿者:
甘蜜柑
[2014年 04月 17日 (日) 02時 26分 15秒]
ヤンのアンチテーゼって、実はラインハルトではないんです。どちらも自由を至上に置いていて、強者を好み、凡人を嫌うという共通した価値観を持っています。
トリューニヒト、ドーソン、レンネンカンプなどに代表される「凡庸なるもの」こそが真のアンチテーゼ足り得るのではないでしょうか。作中の主要人物は「凡庸なるもの」を総出で叩いてますよね。
エリヤがどちらの側に立つかは、言うまでもないと思います。
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