『亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)』への感想
投稿者:tukiyomi
[2014年 04月 12日 14時 17分]
▼一言
更新お疲れ様です。
門閥貴族は終焉を迎え、和平を迎えるにおいて、帝国側の大きな障害の一つは消滅しました。
ただ、あくまでこれは「和平の障害の一つ」が除去されただけで、和平を行うにはまだまだ大きな壁が何枚も横たわっています。
150年も続いた戦争という負債はやはり巨大なものではあります。
それにしてもココアさんの取り扱いって、同盟では本当に頭が痛いというか。
政略でも有能且つ人類史上空前絶後の勝利を3度も演出した名将なのですが、いかにシトレやトリューニヒトの許諾を得たとしても、強引に事を進めたケースも多く、いろいろな部署に声にならない反感を受けすぎています。
実際今のココアさんに本気で擁護しようとする人間ってワイドボーン位で、振るった権限に比較してあまりにも立ち位置が脆弱すぎるとしか。
唯一の救いは、政軍首脳から「野心はない」と認識されている為、本編ラインハルトのように問答無用の排除という選択肢は受けないでしょうけど、帝国側の恨みを一身に受けているココアさんですから、本人の望みとは裏腹に和平の障害になってしまう可能性もあるんですよねえ。
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