『亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)』への感想
投稿者:雑兵I-13
[2014年 03月 27日 22時 25分]
▼一言
同盟によるフェザーンの解体、吸収。それなら徳政令、国債問題を解決できますが帝国諸侯国の一つが同盟に奪われる形になり帝国の面子に関る。
同盟が一時的に進駐→帝国との交渉で返還で収めるにしろ、緩衝地帯が無くなる訳だから…帝国の消耗と動揺で一世紀は同盟と帝国に大規模な軍事衝突は無い気がするので、緩衝地帯消滅後の国家運営は次世代への課題ですね。帝国は諸侯国同士の戦争で平時移行の段階に出来ますが…ココアなら帝国との講和に反対、不満な同盟加盟国、不穏分子を使い平時移行への段階期を作り出しそうだ。生贄(馬鹿共)で方針転換の契機にする外道政策を笑いながら実行するココア(背後に高笑いするルドルフの霊が映る(ココア以外の視点))が見られそうです。
帝国国債の償還は金額の問題ではなく同盟市民を納得させる為の手段になりますね。平時移行の国内戦は帝国が屈しても善しとしない平和の敵(過激派)の殲滅なので流れる血の量を節約できる。フォーク、憂国騎士団の最期の舞台だな。
帝国の成長と軽く考えているけど、銀河連邦末期の3000億を250億にした国。黄金樹を倒さない限り、かなりの確率で一時的な回復で終わり、凋落は止まらず近い将来に債務不履行に陥る。
同盟の方も軍事特化の産業形態を改めなければならず、少ない人口に合わせた領土、居住惑星の再編、統治の効率化が必要。効率化、再編の時間は十分稼いだからココアの役目は終わり、この先はトリューニヒト達の仕事になる。
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