『亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2014年 03月 27日 21時 40分]
▼一言
フェザーンはご愁傷様。
でも今まで拝金主義者、寄生虫などと言われて嫌われてきている所に地球教の表の貌というダメ押しが発覚したこのタイミングでは何の見返りもなしにフェザーンを助けようとはしないと思う。
ボルテックは哀れだけど・・・。
主人公は戦争だけでなく政治、経済にも詳しいという事が、今回の事でかなり知られそうなので、戦後に主人公がどうなるのか少し心配です。
出る杭は打たれるし、あまりに周囲から恐れられれば排除されてしまう可能性が高くなるので、今後は今まで以上に主人公自身の処世術も必要になってきそうな気がします。
海賊編で“経済的な利益が有るのならたとえ敵対関係でも妥協は可能”という様な事を言っていましたが、それに近い状況になってきたのではないかと思います。
帝国の戦力を徹底的に消耗させる、そして帝国に休戦、出来れば和睦した方が良いと考えさせる状況をここまで作ってきましたが、ついに同盟側も和睦を市民に認めさせる為に手札を切ってきたという所でしょうか?
このままうまくいくのか、何処かで足踏みしてしまうのか?続きが気になります。
そして最終的には戦争するより和睦を維持する方が、国債の償還をした方が両国ともに利益が有る。という状況を作れば、しばらくは平和が続きそうです。
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