『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2014年 03月 22日 21時 37分]
▼一言
エリヤ君がハラボフ大尉に言ったことは、確かに最悪ですねえ……。これじゃあ、嫌味と受け取られても文句は言えない。
いや、嫌味でないことは彼女自身、解ってはいるでしょう。しかし……彼女の立場になってみれば、傷つくなと言う方が無理だ。
一方で、エリヤ君のように「それまで出来なかったことでも、少し努力すれば、たちまち出来るようになってしまう」人間は、確かに他人の目には、ある種の『怪物』として写るでしょう。
「どんなに努力しても出来ない」こと、「どんなに努力しても出来ない」人間など、珍しくもないというのに。
彼の場合、「エル・ファシル奪還」までは、「虚像」だったかもしれないが、ドーソンに才覚を見いだされて副官に抜擢された時点で、明らかに「本物」になっていますね。
軍が、「彼は『本物』だ。虚像でも過大評価でもない」とはっきり認めたのも、その頃からでしょう。
投稿者:
甘蜜柑
[2014年 03月 23日 (日) 21時 53分 10秒]
エリヤは普通のことを普通にできるだけなんですが、反復練習を苦にしないおかげで習熟が早いのでしょう
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