『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2014年 03月 21日 00時 17分]
▼一言
この状況で任務に失敗したって、誰もエリヤ君を責められないことは確かです。
しかし彼自身は、当然ながら、自分の戦闘指揮官としての能力不足を、ひどく悔いています。軍務に復帰したら、その方面の能力を高めるために、また必死の努力を重ねるのでしょう。
一方でエリヤ君、これまでより未来知識を信じる方向に、シフトせざるを得ないでしょう。ひょっとしたらその結果、第六次イゼルローン攻防戦の結末が、微妙に変わるかもしれない。
たしかあの「D線上のワルツ」作戦は、フォークとホーランドが考えた作戦を、統合したものでしたよね? 二人がたまたま同じような作戦を考案した理由も、はっきりしています。
「今回帝国軍は、前回の経験から、平行追撃戦法を必要以上に恐れるはず。ならばそれを、逆手に取ってやれ」という発想だったのでしょう。
しかし「D線上のワルツ」は、奇襲作戦の一種であり、奇襲なんてものは、見破られたら終わり。
もしフォークが、あの作戦の原案を、エリヤ君に見せることが有ったとすれば、「敵に見抜かれた場合に、どう対処するか、その対応策を、あらかじめ盛り込んでおくようにうながす」くらいのことは、出来るはずですが。
投稿者:
甘蜜柑
[2014年 03月 21日 (日) 00時 42分 03秒]
エリヤは多分、D戦場のワルツの詳細知らないというか、最初の人生で戦記読んでも彼の知識では理解できなかったと思います。
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