『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2014年 03月 15日 14時 03分]
▼一言
指揮官として、上司としてのシェーンコップは、ドーソンとは真逆のタイプ。
「部下に任せてチェックだけして、責任は自分が取る」タイプですか、なるほど。
それぞれの性格の違いを繁栄していると言えますね。剛胆なシェーンコップと、神経質でやや小心なドーソン、という違いを。
どちらが良いか悪いかなど、言えることではなく、言うべきことでもないでしょうが、部下にとってどちらがありがたいかと言えば、間違い無くシェーンコップの方でしょう。
また、リンツの言う通り、部下が育つのも、シェーンコップのやり方の方でしょうね。
ただし、シェーンコップのやり方では、ちょっと油断していると、部下が勝手なことをやり始めかねない。
ゆえに、締めるべきところはきっちり締めねばならず、その見極めが難しいでしょう。
また、そのために、部下が何をやっているのかはきっちり把握しておかねばならず、その点はドーソンのやり方と変わらないでしょう。
結局、やり方がどうであれ、重要なのは「部下を掌握できるか否か」なんでしょうね。
エリヤ自身が考えている通り、それこそが、指揮官の資質として最も問われることなのでしょう。
投稿者:
甘蜜柑
[2014年 03月 16日 (日) 11時 37分 42秒]
シェーンコップのやり方は部下が何をやらかしても後始末できるだけの自信がないと難しいでしょう。部下に任せておくのが不安になるのが普通の管理職だと思います。
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