『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)』への感想
投稿者:がう
[2014年 03月 10日 01時 10分]
▼一言
返信ありがとうございます
う〜ん、自分が現実として見ず物語として軽く見てるからなのかな
自分だったら簡単な方法として同じエル・ファシルの英雄という縁を使って
ヤン提督に腹の中全部ぶちまけてお任せとか考えそうだけど
あくまで妄想かもしれないとの前提で話しても、時間が進むに連れ現実との
すり合わせが出来て信憑性が上がると思うけどな
一つ話さない理由として思い当たるのが未だに自分の夢の中だと思ってるみたいだし
自分が楽しむ以上の責任感が全く持てないのかなとも見ることが出来そうだけど
自分が歴史に詳しくて、第二次世界大戦前にタイムスリップして
国全体を動かせそうな人とさしで話せる立場なら、話すだけは話しそうな気もするし
統合失調症を疑われないように自分もおかしく思ってますとかいっぱい言い訳は必要そうだけど
あと怖いのが口封じだから、信用出来ない相手なら保身に走って黙ってるかも
逆に良くあるオリ主みたいに自分が出世して世界を動かそうと思ってるなら
情報を秘匿して自分で使うってのが良さそうだけど、それが出来る自信はないな
追記
う〜ん、ようするに仲間と命をかけて国を守る軍人を一生懸命やってるように見えて
国が滅びる事態に対してもコンビニのレジ打ちしてるくらいの感覚しかないってことかな
もともと軍を辞めたかったのだし、嫌々残ったわけだからしかたないのかな
別の職業だと治める人間が変わるだけって感覚も普通な気もしますし
物語中だと凄く一生懸命な主人公を持ち上げるような描画が多いだけに勘違いしていたかもしれません
主人公の考えに国の滅亡に対して無関心な思いとかどこかに書かれてたらそういう所もわかりやすかったかも
追記2 何度もしつこくすみません
改めて今まで書いた感想を思い返してみても、自分でもそう思われて仕方ないと思いますが
個人的にエリヤに積極的な歴史介入をして欲しいみたいな展開希望はしてないんです
むしろ積極的な歴史介入をすると他の作品と似通ってしまってこの作品ならではの面白さが
なくなってしまうかもしれないとも思っています
何故こうも何度も感想を書いているのかと改めて考えてみると、一人称の主人公なのにエリヤという人間が
何をどう考え解釈してこういう人間になったのかよく理解できないからだと思います
未だにここまで長い現実を過ごしてきて長い夢だと思ってるのかしれませんが、エリヤ本人の一番の特殊性である
未来から過去への遡りとそれに付いてきた未来知識についての考察が本文中にほとんどないから
なのではないのかと思うのですが、色々な感想返しで未来知識をあてにしてないと良くかいてますが
本文で未来知識や現状をどう解釈して、どの程度あてにしていないか等分かりやすく書いてもらえれば嬉しいです
確か最初の感想ではエリヤの中身が老人なのにそれが感じられないと書いたと思いますが
不幸な人生を送った人は子供っぽいと教えてもらい、なるほどそういう考え方で主人公の性格設定をしたのかと
個人的には納得できたのですが、それも本文を読んだだけだと分かりづらくて違和感を感じた点でした
投稿者:
甘蜜柑
[2014年 03月 10日 (日) 01時 43分 32秒]
ストレートに言いますが、生まれ変わったらなんで社会を動かさないといけないんですか?立場が低いうちから社会を動かすことを視野にいれて行動できるって、それこそラインハルトみたいな覇気の持ち主しかいないのでは。そんな人間なら、未来知識なくったって社会動かせますよ。しかし、本作の主人公はそこまでの覇気はない。自分の立場が良くなったらいい以上のことは考えてない。まあ、普通の人ですよ。コンビニでレジ叩いてるあんちゃんや飲み屋で上司の悪口言って溜飲下げてるおっちゃんが未来知識持ったら、いきなり社会を変えるべく計画的に動けるぐらい意識が高まるようなことが起きるなんて私は思わないですよ。
追記返信分
第一にエリヤは未来知識を絶対視していません。だから、自分の経験した亡国が時間遡行後の同盟の未来だとは思っていません。だから、あなたがエリヤを批判するための前提は成り立ちません。
第二にあなたと私では軍人という職業に対する考え方が違うようです。エリヤが作中で高評価を受けているのは、軍隊組織の組織人として有能だからです。私は軍人を組織人として書いています。命をかけてでも与えられた任務を果たすことによって、国防に貢献しようという組織人です。
申し訳ないですが、あなたの希望される積極的な歴史介入は本作では扱いません。そのジャンルには名作が多数あるので、自分はあえて違う道に挑戦しようと思って本作を書いております。今後の展開で歴史改変が起きたとしても、それは主人公が一生懸命今日を生きようと努力した結果、あるいは単なる偶然であって、積極的な歴史介入の結果ではないでしょう。
追記2返信分
未来知識で低い評価をされている人物に直に会ったら、無条件で目で見た印象を優先しているあたりや、物事の違う側面を見て「歴史の本ではこう書いてあったけど、実際はそうでもないのか」と納得しているあたりで、エリヤが未来知識をあてにしていないという描写を重ねたつもりです。あと、エリヤが明確に未来知識を指針に行動したのってエル・ファシル脱出の時だけです。それ以外ではまったく指針にしていません。
あなたは自分がどう考え解釈してこういう人間になったのか、明確に語れるでしょうか。自分がどういう人間かを他人が理解できるように語るって意外と難しいんですよ。その場その場の心理は語れるけど、人物像は語りにくいのが一人称だと私は考えます。その代わり、他人の人物像は語りやすいですね。
エリヤの不幸な人生についても本文中で描写を重ねたつもりではあります。あと、彼が何もしてこなかったことに関しても。長々と自分語りをさせればわかりやすいのかもしれませんが、自分語りできるほどに成熟した人格ではないでしょうね。70年、80年まっとうに生きても自分を客観視してどうして今のような人格になったのか語れる人ってそんなに多くないですが。
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