『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2014年 03月 09日 00時 51分]
▼一言
トリューニヒト登場。
原作では特にヤンなどからの評価は最悪だったけど、本編一巻で帝国領進攻に反対しているし、その中でトリューニヒトは’今帝国への進行などしても成功するわけがない’’帝国を倒した最高評議会議長という立場は自分こそふさわしい’という様な事が書いてあったと思うので、彼は決して状況を読めない無能だったわけではないし、少なくともその時点では同盟を見捨てていたわけではないと思う。
私の場合はトリューニヒトが同盟を見捨てたのはクーデター以後なのではないかと考えているので、今作、現時点では結構真面目に同盟の事を考えていた可能性はありそう。
トリューニヒトがどういう人物になるのか結構楽しみだったりする。
エリヤは副官としては非常に優秀と言えると思う。
元々の性格やかつての経験からの物もあると思うけど、一歩引いて上官を立てる事ができ、周囲との関係に気を配る事が出来、上官が求める情報を的確に提供できることにプラスアルファできるととなるとこれは下手に仕事が出来るだけの人間よりはるかに副官としては優れているといえると思う。
逆にどんなに優秀でもたとえばアッテンボローのようなタイプは副官には向かない、もしくは自信と波長の合う人間の副官しかできないのではないかと思う。
無理もないと思うけどエリヤはもう少し自信を持ってもいいと思う。
エリヤのトリューニヒトへの今の印象は悪くないけど、エリヤは結構人が良いというか、すぐ騙されそうな気がするので特に政治家であるトリューニヒトとはあまりかかわらない方がよさそう。
今回でドーソンからは嫌われていないことが分かったのでエリヤの気苦労は少し減りそうなので、後の取りあえずの問題は家族関係かな?
投稿者:
甘蜜柑
[2014年 03月 10日 (日) 00時 24分 14秒]
トリューニヒトは一筋縄でいかない人物です。この作品でも大活躍させるつもりです。
エリヤとアッテンボローは対極にありますね。ドーソンとアッテンボローの方がまだ近いぐらい。エリヤの有能さと人の良さは表裏一体ですね。
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