『銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者（旧版）』への感想
投稿者：[非会員]の感想
[2014年 03月 04日 21時 21分]
▼一言
現時点で、エリヤが、同盟の将来のために出来ることは……。
まず、アンドリュー・フォークに、「自分が、あくまで『秀才』であって、『天才』ではないこと」を、自覚させることじゃないかな。エリヤになら、そしてこの時点でなら、それが出来そうに思える。
そして、フォークが将来傲慢にならないように、ヤンに対し敵意をいだかないように出来れば……。
そう、そして、「天才とはどういう人間のことを言うのか」と問われたら、「常識では不可能なことをやってのけられる人間」と言って、ヤンの名を上げれば良い。
この時点では、多分中佐だと思うのだが……。
「アンドリュー、君が、エル・ファシルの時のヤン中佐と同じ立場なら、同じ事が出来るかい？」と言われたら、フォークも納得せざるを得ないだろう。
自分よりすぐれた人間の存在、自分がかなわない人間の存在を受け入れられなかったことが、フォークの最大の不幸だったのだから。
投稿者：
甘蜜柑
[2014年 03月 05日 (日) 01時 03分 34秒]
現時点の彼の視野には同盟の将来は入っていません。未来知識があるからといって、いきなり国のことを考える視野が身につくわけでもないですね。視野の範囲は能力と立場に拘束されます。同盟の将来を考えるとしたら、能力や立場が今より飛躍的に高まった時でしょう。
原作を見る限り、帝国領侵攻時点のフォークは自分を天才と認識していなかったように思います。
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