『皇太子殿下はご機嫌ななめ』への感想
投稿者:雑兵I-13
[2013年 12月 04日 19時 29分]
▼一言
民主主義は政治家が有権者が買ってくれる商品(政策)を用意し、購買意欲を刺激する宣伝を行う。有権者は政治家に権力、安くない給与を支払い政策を購入する。購入者が賢ければ良い商品(政策)が買え、購入者が馬鹿なら宣伝で誤魔化した悪い商品を買う。政策が不良品なら売った政治家を辞任させるが、不良品で生じた問題は碌に考えずに買った連中の責任で責任を擦り付け合うか、次にマシな商品を買う糧にしてくださいとしか言えないと説明。
専制君主は消費者の意思に関係無く政策を無理矢理買わせるのだから、失政(不良商品)の返品に命が掛かるのは当然でしょうと言い返せればルードヴィヒの反応も変わっただろう。
共和原理主義の民主教の同盟で民主主義を商品の購入に例える事は政治生命だけじゃ済まなくなるから、ルードヴィヒの為されるがままになるしかない。硬直した思考だと不利だな。
同盟解体が有ったら、ヤンを歴史編纂の為の史料整理に誘っていたらどうなっていたのかを主人公は試しそうな気がします。
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