『少年と女神の物語』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2013年 11月 27日 13時 38分]
▼一言
始めまして、非会員ですがアスリカと言います。カンピオーネは私も読んでいて、二次創作もよく読んでいるのですが、当作品では気になる所があるので、失礼ながら突っ込ませて下さい……順番に行きます。
@神具について
他の方がゲイボルグやブリューナクについて書かれてましたが、ゲイボルグは神話上の、言うなれば神代の技術で作られたもの。現代の人間の技術では不可能ではないでしょうか。そもそも『人間が作った』とあるとはいえ、『作り方』『復元の仕方』が書かれてるわけではないのですから。
次にグレイプニル。術式というと『プリズマ☆イリヤ』から持って来たのでしょうか? ですが、これは神の権能の一部であり、その神威の招来でもしない限りほんの一部分でさえ使えないはず。ましてそれを弄る事など不可能だと思います。
A神代家について
武双の『神槍絶刃』という技について。これ、非常に現実的じゃない。神様の雷――それもゼウスの稲妻なんて権能でもなきゃ弾けないでしょう。なのにその槍はゼウスに投げつけて傷一つつけられない魔術具。そんなのでは到底不可能。人間の技術では滅多に神を越えられませんよ。ドニ然り、教主然りです。ドニは勝ちましたがほぼ泥仕合での勝利ですし、教主以上の武の使い手は神には沢山いるともありますから。
依林さんについて。個人で委員会という大きな組織を動かせる(=頼みを断れない)というのは少し疑問に思います。委員会には古老もいますし、カンピオーネでもないのにそんな「頼みを断れない」などと豪語するほどの働きかけは出来るものなのでしょうか?あまり彼女達について詳しく明かされていない状況で聞くのは野暮かもしれませんが、どうしても気になったので。
出来れば、一原作ファンとしてはお答え頂けるとありがたいです。やりたい放題にしても、少々逸脱しているのではないでしょうか。
投稿者:
biwanosin
[2013年 11月 28日 (日) 01時 10分 28秒]
初めまして、アスリカさん。では、順番に答えていきます。とはいえ、個人解釈なども含まれますが。
@確かに、作り方、復元の仕方、などについては一切記されていません。
ですが、こちらについても神具の欠片があるのと同様、理由はちゃんと有ります。と言うか、同じ理由になりますが。なので、そのあたりのことをやるまでは待っていていただけると幸いです。
グレイプニルについては、違います。そもそも、自分は『プリズマ☆イリヤ』が漫画で、最近アニメをやっていたな、くらいにしか知りませんから。そのアニメも視てないですし。で、これについては、まだ『完全に』グレイプニルについて明かしてはいないつもりですので、その辺りについても考慮していただけると幸いです。神代一家の両親を登場させたときに、しっかりと説明します。
A『神槍絶刃』ですが、これについては、槍そのもので弾いている、と言うのは少し違いますから。正確には、その刃に高密度(圧力を高くして、より多くの物を入れ物につめる感じです。)の呪力を無理矢理にまとわせ、対象物に一瞬触れると同時に開放、その際に生まれる反発力と筋力を利用してのものです。別に神を超えたわけではありませんし、それに、あんな序盤で、神様が人間相手に一割も力を込めたりはしないでしょう。アテについても、無抵抗の、神性をうしなっているような相手に対してそんなに力を込めるほど、プライドのない神でもないでしょうし、ゼウスは。
依林については、単純な武双の表現が一部ずれているだけです。
正確に言えば、『神代一家』が、といった感じですね。両親や、昔からいたメンバー(御崎、武双、立夏、依林の四人です)は、それなりに恩を売っていますし。意図的に。
と、このような感じになります。
第一話においてもあとがきで宣言し、四話や五話でもあとがきで書いたように、自分はこの作品を書く際に、かなりやりたい放題になります。
それはもう、自分が納得できるだけの理屈さえあれば大丈夫、といった形です。
なので、それでも構わない、と言うのであればこれからも読んでいただきたいと思います。
そういったものがイヤだ、嫌いだ、読んでいて不快になる、などであれば、これからは読まないことをお勧めします。
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