『レンズ越しのセイレーン』への感想
投稿者:raven08
[2013年 11月 26日 06時 00分]
▼一言
とうとう来てしまった。
というのが感想です。
結局、あの兄弟を「シアワセ」にするにはハーフ以上のクルスニクの犠牲が必要で、
リドウが使えなかったから、ヒロインが橋になるしかなく…。
何はともあれ、この物語の終わりは、審判に関わった人たちが報われるものであって欲しいです。
投稿者:
あんだるしあ
[2013年 11月 26日 (日) 15時 02分 24秒]
raven08様、感想ありがとうございます。
その通り、どうしてもあの兄弟には「犠牲」が必要だというのが拙作のメインテーマでした。
総評で語るまでもなくそのテーマに気づいていただけて書き手としては感無量です。
少し語りますと、本作を書き始めた時、真っ先に頭に浮かんだのは、瀕死のオリ主をルドガーとユリウスが両側から抱いて、オリ主は血を流しながらも笑っている、というギャルゲの一枚絵のような構図でした。その時、「ああ、この子が死ぬことで物語は終わるんだ」と直感したといいますか、悟ったといいますか。このラストシーンだけは最初から書き終わっていて、ラスト→一番最初から順繰りに書き始めた感じでした。
こんな途中経過を経てみんなが報われるか――今せめてもの救いはアルヴィンが兄弟に激を飛ばせるくらいには、オリ主の強い部分を継いでくれた点のみですね。
「Last Mission」とタイトルを打ってはいますが、まだまだ終わりではありません。続報にちょびっとだけ! ご期待いただけると幸いです。
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