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『銀河英雄伝説〜悪夢編』への感想

投稿者:tukiyomi
[2013年 11月 02日 00時 33分]

▼一言
更新お疲れ様です。

切ない話なんですけど、ココアさんがアンネローゼを大事にする描写が少なかったこと考えると、やや唐突感もあります。
アンネローゼが作った食事食べながら、自分の心の寂寥感に気付いて、最後に「ああ・・・俺はアンネローゼを愛していたんだ」と、自分を理解していなかったことに対して自嘲気味に笑う位の方が、悪夢編のココアさんらしいのかなと。
(ついでに言えば、アンネローゼもココアさんをどこか疑っている側面もありましたので、それが誤りであった事を気付く表現も必要だったか)

金赤主従はもう処置なしでしょう。
アンネローゼにすら「こいつらは自分を物として扱っていた連中と一緒」と判断され、ある意味醒めた視線で見られているのに、そのことにはほとんど気づかず、ただココアさんを批判する大義名分が出来たことに固執する有様。
孤立することの危険性を全く理解せず、他者について自分に従うか否かしか考えていない訳ですから、もう滅びたがっているとしか思えません。
ココアさんも「アンネローゼの弟だから」と、一度だけチャンスを与えるとしましたが、あくまでそれは「アンネローゼの弟だから」であって、「ラインハルトだから」ではないという事実は、もうココアさんも完全に見限っているという証拠でしょうねえ。



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