『銀河英雄伝説〜悪夢編』への感想
投稿者:tukiyomi
[2013年 10月 27日 00時 37分]
▼一言
更新お疲れ様です。
爺様連合あっさり退場。まさか本当に油断していたとか・・・
普通ならば、宇宙艦隊にいる自勢力の諜報員に状況を確認させるのと、政治的に抑えの利くメルカッツを取りあえず代理にして、宇宙艦隊を抑えにかからないといけないのですが、ココアさん舐めすぎとしか言いようがないです。
そして遂に明らかにされた内乱の真相。
自分達が先帝の掌の上で踊らされていただけだと知らされた時、爺様連合にしろ皇女達にしろ絶望以外抱けなかったでしょうね。
何しろゲームの駒としてでしか認識されていなかった訳ですから。
後、この事実を知った時のラインハルトの反応も気になる所。
帝位簒奪の野心に燃えていたのに、実際にはゲームプレイヤーに選ばれもしなかったのですから、ラインハルトからすればこれ以上ない程の屈辱でしょうし。
それにしてもココアさんが皇帝ですか。
本編ではフリードリッヒ四世が明確にルドルフを否定したことでゴールデンバウム王朝の存続が継続されることになりますが、悪夢編ではエルヴィン・ヨーゼフは暴君でしかなく、カザリンは政治的にタフかどうかも分からない存在。
要するに「強い皇帝」がいない訳で、そりゃココアさんの言うように「皇帝にならざるを得ない」状況に追い込まれています。
まあ平民達や下級貴族はゴールデンバウム王朝を半ば見放していますし、艦隊司令官達もココアさん支持ですので簒奪は容易でしょうけど、問題はやはり金赤主従の扱いでしょうねえ。(メルカッツはエルヴィン・ヨーゼフがエリザベートたちのように一定の敬意を与えられれば不満は出さないと思う)
皇帝の義弟ともなればその影響力は無視できないのですが、何しろ周囲の評価は最悪レベルですので、政治的にいつ爆発するかわからない時限爆弾抱えているようなものです。
冗談抜きに最大級の死亡フラグが建てられたことをいつ気付くのやら。
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