『銀河英雄伝説〜悪夢編』への感想
投稿者:leganto
[2013年 10月 19日 12時 40分]
▼一言
いくら戦争中とはいえ、一度交わした約束を数ヶ月で反故にするのはいかがなものでしょう。
内戦があるのはわかってたんだから、最初から約束なんぞしなけりゃいいのに。
内戦終了後には帝国から間違いなく非難されますよね。
「同盟にとっては敵に捕らわれた捕虜は死者と同じなんだろう、でも帝国は違う」なんて言いそう。
そして凄く疑問なのは、この同盟軍二個艦隊の出撃でどんな作戦行動をとるのかということです。
”別々に動いて帝国領内を荒らし回った方が効率が良い”とありますが、何を荒らすんでしょう?
半年前の侵攻作戦で回廊出口周辺はすっかり占領下に置きましたよね。
当然帝国軍の軍事拠点があれば破壊したはずで、再建もまだでしょうから軍施設が存在しません。
ならば民間船の襲撃やインフラ設備の破壊や有人惑星への地上攻撃などを行うのでしょうか?
それって”民衆を帝国の圧制から救う”のとは真逆の行動です。
帝国の焦土作戦(実際にはやっていないけど)を非難する資格はなくなりますし、辺境の民衆は同盟軍を明確な外敵と考えるようになるでしょう。
ということは辺境はスルーして、中央近くまで二個艦隊で突撃するんでしょうか?
メルカッツは六個艦隊を指揮しているのですけど……引きずり込まれて包囲殲滅されるような。
何というか原作のフォークが作った作戦案みたいに、明確な目的を作らずに暴走した軍事行動に見えます。
……ルグランジュは何も考えずに辺境星域の民間施設を無差別攻撃しそうだ。
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