『銀河英雄伝説〜悪夢編』への感想
投稿者:tukiyomi
[2013年 10月 13日 05時 27分]
▼一言
更新お疲れ様です。
ここの世界ではブラウンシュバイク公爵はクロプシュトック候領に出陣していないし、リッテンハイム侯も、ココアさんに痛い目に合っていないので、「貴族連合軍は役に立たない」ことを骨身にしみていないんですよねえ。
おまけに原作でのメルカッツ、本編でのグライフスのように有能で誠実な軍人ではなく、虚栄心の塊でしかないシュターデンが参謀長。
原作でブラウンシュバイク公爵が立てた「ガイエスブルグとオーディンの間にある要塞に均等に兵力を割り振る」という策をやらかしそうな気が。
ラインハルトとアンネローゼはどこか現状を舐めている雰囲気がひしひしと。
ラインハルトの態度はもはや問題外レベルなのですが、それを見たアンネローゼの反応が「前途多難だわ」という時点で、事の深刻さを本当に理解しているのかと。
宇宙艦隊司令長官の護衛は、本来ならば「お前を信用しているよ」という格好のシグナルなのですが、ラインハルトはいやいやながらの護衛ですし、ココアさんもそのことはとうに承知。
アンネローゼは「恥ずかしかった」と言っていますけど、ココアさんは「お前の弟は俺を助けるつもりなんてないだろ」と、ラインハルトを全く信用していないことを突きつけている訳で、それがどれだけやばいかを分かっていれば、「恥ずかしかった」などとは到底言えない訳ですが。
何というか・・・ココアさんが場合によっては、アンネローゼを切り捨てる選択肢を有したのも無理ないかなとは思います。
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